2015-05-12

HP Stream 11 OneDriveの設定

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

HP Stream 11-d012TU を購入すると、OneDrive 200GBを2年間利用できる特典が付いてくる。内蔵ストレージの小ささを、これで補えということなんだろう。

そこで、ふと疑問が湧くのだが、OneDriveってローカルストレージのファイルシステムの一部(特定のフォルダー)をクラウド上のものと同期させるタイプのサービスじゃないの? それなら、結局ローカルにも全く同じものが置けるだけの容量(200GB以上)がないと不便じゃないの?

OneDriveについて調べてみると、ネットワークドライブや、ネットワークの場所として利用する方法もあるようだ。そっちのほうがローカルストレージを一切使わないので良いではないかと思ったのだが、試してみると、どうも多分にもっさり感があってしっくりこないので、標準的なファイルシステムを同期させる使い方でいくことにした。

HPのサポートに、HP Stream 11のたった32BGしかない内蔵ストレージとOneDrive 200GBを組み合わせて使うのに最適の設定は? と、尋ねたところ次のようにするといいよ、との答え。

  1. スタート画面から「OneDrive」アプリを開く。
  2. チャームを表示して「設定」>「オプション」を開く。
  3. 「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」をオフにする。
  4. 「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリック。
  5. 「PC 設定を開いて他の OneDrive オプションを変更する」をクリック。
  6. 「ファイルの保存」を表示する。
  7. 「ドキュメントを規定で OneDrive に保存する」をオンにする。
  8. その他の設定項目も必要があれば変更する。

つまり、HP Strema 11に搭載されている Windows 8.1 Update に組み込まれたOneDriveでは、まずはクラウド上のファイルやディレクトリー構造の、メタデータ(目録)だけをローカルストレージと同期し、必要に応じてファイルの実体(中身)をダウンロードしてくるように設定できる。

ローカルストレージの容量に不足を感じたら、都度「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリックして、一旦すべてのファイルの実体がローカルには存在しない状態にして空きを作り、そのまま普通にPCを使ってれば、必要なファイルの中身だけが自然とローカルに同期されていく、という使い方のようだ。

オジさん、普段はMacを使っているので、ついでに調べたところ「OneDrive アプリをダウンロード」によると、Mac用のOneDriveクライアントは Mac App Store から配布されている。

Mac App Storeのカスタマー評価が低いのが気になったが、とりあえずインストールしてみた。評価が低い理由が分かった気がした。わざわざOneDriveを使ってWindows PCとファイルを同期する必要も感じないので、いままで通りMacではDropboxを使うことにしよう。

そういえば、昔、OneDriveがSkyDriveと呼ばれていたころ、何社かのクラウドストレージ(ファイル同期)系のサービスを比較検討してみて、結局Dropboxに落ち着いたんだった。

1 件のコメント:

  1. わざわざオフにしなくても、クラウド上のファイル総量(必要な領域)が、ローカルストレージ(空き領域)よりも多い場合は、「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」はオンにできない。

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