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2017-07-28

SierraのFinder検索がひどい

macOSのFinderウインドウには検索フィールドがあり、特定のフォルダ内を(ファイルの中身も含めて)キーワード検索できるのでたいへん便利である。

フォルダ内に数千のフォルダやファイルがあっても、一瞬で必要なものを探し出してくれる。

ただ、前々から日本語のキーワードを使うと、存在するのに検索できないファイルがあって困っていた。まあ、日本語にはカタカナ、ひらがな、漢字が混ざっていて、語の区切りも英文みたいに単純にスペースというわけじゃないので大変というのはわかる。なので気長に改良されるのを待っていたのだが……

macOS Sierra 10.12.6 では、ついに英文字/数字だけのキーワードすら、まともに検索できないケースがでてきた。

それは、久しぶりにI2C(アイ・スクエアド・シー)関連のプログラムを書くことになり、以前に作成したり集めたりした資料を探そうとしたときのこと。

ハードディスク内を「i2c」のキーワードで検索したところ、

なんと、結果は該当なし。マッチするファイルはゼロ(0)である。何も見つからない。表示されない。

目視で探してみるといくつか目的のファイルが存在する。ので、ないわけがない。

Finderウインドウの検索フィールドを使うと探し当てられないのに、なぜかメニューバーのSpotlight検索を使うとヒットしたりする。なぜ? どちらも同じ技術を使って検索しているんじゃないの?

試しに OS X El Capitan 10.11.6 のFinderで、同じフォルダを同条件で検索してみると、

たくさんのファイルがリストアップされる。 Sierraのファイル検索がイカレているとしか思えない。

SierraのFinder検索フィールドでは、他にも日本語の「映画」や「スライド」、「プレゼン」といったキーワードが、まともに検索できない(El Capitanでは検索できる)。

Spotlightが導入されてから、かれこれ十年余り、検索できないキーワードを見つけるたびに、アップルに連絡して直してよと要望を出し続けているが、一つ直ったと思ったら、また別の語が検索できなくなるというパターンの繰り返し、いい加減、いたちごっこというか、モグラ叩きゲームはやめにしませんか、アップルさん。

関連記事: 「移行アシスタントで復元するとFinder検索が機能しなくなる

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