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2024-10-19

さよなら Parallels Desktop

macOS Sequoia 15に対応した Parallels Desktop 20 for Mac を試してみた。 普通の人はParallels Desktopを、Mac上でWindowsを動かすために使っているのだろうが、 私はそうではなく、古い macOS (Mac OS X/OS X) を動かすために使っている。 (WindowsはVMware Fusionの仮想マシンで動かしている。)

Parallels DesktopはMacを仮想化するソフトウェアとしてもっとも優れている。いる、いる、いる…… いた、からだ。そう、2年前までは。

それが macOS Sonoma 14対応のParallels Desktop 19あたりから雲行きがあやしくなってきた。

Parallels Desktop 18以降、 macOS Sonoma 14 や macOS Sequoia 15 をインストールしたVMでは、起動時に毎回「WindowServerが予期しない理由で終了しました。」というメッセージが表示されてしまう。

さらに、macOS Sonoma 14以降をインストールしたVMを起動すると、アップルロゴとプログレスバーは表示されるものの、その後、画面が真っ黒なまま、小一時間経ってもログイン画面が表示されないといった現象(VMがフリーズしている?)が発生することがある。このときVMを強制停止/再起動すると正常に起動したりするのも、気持ち悪いことこの上ない。

2024-10-17

Macでディスクをロックする

Macを使っていてディスクへの書き込みを禁止したくなることがありませんか?

世間の皆様的には、あまりないらしいが、私はよくある。

その昔、音楽やビデオを記録するカセットテープには誤消去防止用のツメが付いていた。 フロッピーディスクにはライトプロテクトノッチが付いていた。 MOディスク、その他、いろいろな記録メディアにも。

いまどきのメディアでいえば、SDメモリカードにはLock用の小さなスライドスイッチが付いている。 USBフラッシュドライブの中にも、このようなスイッチが付いているものがある。 バッファローの「RUF3-CAシリーズ」がそれだ。便利なので愛用している。

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さてさて、先ごろ、外付けのUSB SSDをロックしたいという希有な事態に遭遇した。 外付けハードディスクや、外付けSSDでライトプロテクトスイッチが付いている製品は極めて珍しい。フツーそんなもの付いていない。

ハードウェア的なスイッチで書き込み禁止の設定はできない。となると、ソフトウェアでもって設定できないだろうか。

2024-10-16

復活のアプリケーションフォルダ

通常、Macのアプリはシステム内のすべてのユーザが利用できる「アプリケーション」 (/Applications) フォルダに配置される。

あまり知られていないが macOS では、これ以外の場所、ユーザのホームディレクトリ内にも(それぞれのユーザごとの)「アプリケーション」フォルダ ($HOME/Applications) を作成することができる。 ※初期のMac OS Xでは新規ユーザ作成時に自動的に作成されていたように思うのだが、いまどき標準状態のホームディレクトリには存在しない。

私はできる限り、ユーザごとのアプリケーションフォルダにアプリを置くような常識はずれの使い方をしている。※この配置だと正常に動作しないアプリもあるので、そのときは仕方なくシステム側のアプリケーションフォルダに入れる。

ユーザごとのアプリケーションフォルダは、 ターミナルから次のコマンドラインを実行すれば作成できる。

% cd
% mkdir Applications
% touch Applications/.localized

んだが、最近になって別の方法で作成できることに気が付いた。