重箱の隅をつつく話。
macOS Sequoia 15のセットアップアシスタントには、次のような画面が追加された。
ようこそMacへ
続ける
これは、すべての設定を終えた後に表示される。この画面自体には設定項目もなければ、取り立てて有用な情報もない。でもって、なぜ、この段階で「ようこそ」? そして、ここでポインティングデバイスのボタンをクリックするか、キーを押下しないと先に進まないのだ。
OS X Mavericks 10.9 から macOS Sonoma 14.7.5 までは、最後の設定を終えて「続ける」をクリックすると、自動的にデスクトップ画面が表示されMacが使用できる状態になるのがフツーだった。 すっかりそれに慣れきっていた私は、初めてSequoiaをインストールしたとき、しばし何もせず、この画面を眺めたまま固まっていたものじゃ。
余計な手間をかけさせず、今まで通り、とっとと先に進めばいいと思うんだが、これがアップルの考える最高のUI/UXなの?
Mac老人会の皆さんは、かつて、設定が終了した後、ユーザがわざわざ次へ進む操作をしないとデスクトップ画面へと遷移しない時代があったことを憶えているかもしれない。
その昔、OS X Mountain Lion 10.8.5では最後の設定を終えたタイミングで「ありがとうございます」画面が表示されていた。
ありがとうございます
設定が完了しました。この Mac を使用する準備が整いました。
Macを始める
Sequoiaの「ようこそMacへ」画面と同じく、右矢印のアイコンをクリックしないと、先に進まない。(この手前のステップでユーザ登録していた名残りだが)よっぽど、ありがたかったんだろう。
macOS Sequoia では、12世代前の OS X Mountain Lion のUXを再現しました〜! ってか、なぜに?
無駄な操作を省いたほうがUXが向上すると考えて、10年以上も前にMavericksで改良を加えたんやないんかい。
まあ、世界中で気にしているのは私ひとりだけなのだろうが、細部へのこだわりはどこいっちゃったの? Sonomaまでのやり方に戻してはどうかね。> アップルちゃん
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