ときどき、iCloud Driveで同期している「書類」や「デスクトップ」フォルダ内のファイルの中身が書き変わってしまう(書いたはずの内容が消える)現象の謎が、今日、ようやく解明された気がした。
いままで「歳食って、いよいよボケが始まったか」と思っていたがそうではなかったのだ。
それはMacBook Airに最新のmacOS Ventura 13.2.1をクリーンインストールしたときのこと。OSインストール完了後、移行アシスタントで元の起動ディスクからデータを移行する処理が終わるまでの待ち時間に、別のMac mini上で書類作成作業を続けていた。
※移行アシスタントは、セットアップの手間を省いてくれる、macOS標準のとても便利なユーティリティだ。
ウチには同じApple IDを設定した複数台のMacがある。それらは、すべてiCloud Driveで同期しているので、MacBook Airのセットアップが完了したら当然そちらにも最新の状態の書類がダウンロードされ、書類作成作業を引き継ぐことができる。できる。できる。と、誰もが思うよね?
アップルのサポート文書、iCloudガイド「iCloud Driveでファイルを最新の状態に保ち、共有する」 https://support.apple.com/ja-jp/guide/icloud/mm19ef899373/icloud にも次のように書かれている。
ファイルはクラウドに保存されるため、フォルダへのファイルの追加、ファイルの名前変更、ファイルの削除など、1つのデバイスで行った変更は、すべてのデバイスに自動的に表示されます。どこからアクセスしても、ファイルの最新バージョンが表示されます。
ところが、MacBook Airのセットアップ/調整を終えてから、Mac miniで編集中だった書類を見ると……