2015-12-28

El Capitanのプレビューがひどい

年末年始にまとめて読もうと思って電子書籍をたくさん買い込んだ。さっそくMacでPDFの雑誌から読み始めたのだが……

なんだか、とても読みづらい。表示される文字が、かなりぼやけて見える。紙に印刷されたものと比べれば液晶ディスプレイなので仕方ないところだが、許容できるレベルを超えている。脳が眼球に焦点が合っていないぞ、合焦せよ、と、ひたすら司令を発し続けるのが気になって、目と頭が痛くなってくる。読書どころではない。

OS XにはPDF書類を閲覧するために使える標準のアプリケーションとしてプレビュー(/Applications/Preview.app)が装備されている。普段からPDFを読むには、このプレビューを使っているのだが、こんなに読みにくかったっけ?

2015-12-17

“メモ”をアップグレード

OS X のメモ(/Applications/Notes.app)は、同じApple IDのアカウントを設定しているMac間で自動的にメモした内容を同期してくれるので便利である。

Evernoteも併用していてそっちも便利なのだが、メモは標準アプリケーションなので別途インストールする手間がなく、動作が軽いのでリモートクリップボードみたいな感覚で使っている。

ウチではOSバージョンが異なる複数台のMac、iOSデバイスが混在しているので、それらの間でちょっとしたデータを素早くやりとりできて重宝しているのだ。

OS X 10.11 El Capitan ではメモが大幅に機能強化された。一部のライフハックなブログなどではEvernoteがいらなくなるほどの素晴らしさと大絶賛している記事も見受けられる。

ただし、強化された機能を使うにはメモをアップグレードするという操作が必要になる。El Capitanのメモを起動すると、まず、このアップグレード処理を行うかどうかたずねてくるのだが……

2015-12-02

LED電球

政府の規制により、白熱灯と蛍光灯は、2020年度をめどに、事実上、製造や輸入ができなくなる見通し、というニュースを目にしてから数日後にAmazonのタイムセールにLED電球が出ていたので、それに釣られて試しにいくつか購入してみた。

2015-11-26

MacBook Late 2008のHDDを換装

MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008) でもWindows 10が動作することに気を良くして、内蔵ハードディスクを容量の大きいものに交換した。

この世代のMacBookはユーザー自身で簡単にハードディスクやメモリーが交換できるようになっている。電源ボタンや、バッテリーの残量確認用LEDインジケーター、バッテリーケースの蓋を開くためのギミックなど、2015年現在のMacBook Proより造作は凝っていて好きだ。

2015-11-19

写真アプリケーションの自動起動をOFFにしたい

モバイルデバイスをいくつも持っていると充電器でコンセントが埋まってしまう。

Mac mini Server 本体のUSBポートが4つも空いているので、これを充電専用として使えば良いではないかと思い付いたのだが、困ったことが……

2015-11-08

Boot CampでWindowsの再インストールができない

Boot Camp アシスタントに頼らず、手動で複雑なパーティションのマルチブート構成にした古いMacで、Windowsを再インストールしようとすると、Windowsインストールメディアから起動できない状態に落ち入ることがある。

一度Windowsをインストールしたパーティションをフォーマットし直してから、Widnowsを再インストールするためインストールメディアから起動しようとすると……

2015-11-03

古い OS X が手に入らない

OS X 10.9.5 Mavericks を使っている知人から OS X 10.10 Yosemite にアップグレードしたいと相談を受けた。この文書を作成している時点での OS X の最新バージョンは 10.11.1 (El Capitan) である。

なぜ最新の El Capitan にしないの? と聞いてみると、どうやら利用している周辺機器やアプリケーションのからみで El Capitan にはできないらしい。それでも、少しは新しいOSにしてみたいということでYosemiteへのアップグレード希望ということらしいのだが……

2015-10-30

ハイブリッドインストールメディア

MacにWindows 10をインストールするのは簡単である。ただし、それはBoot Camp アシスタントのサポートがあればの話だ。

Apple WebサイトのBoot Campサポートページ にある「Windows 10 をサポートする Mac コンピュータの一覧」に含まれていない機種だと少しばかり面倒なことになる。

Windows 10のインストールをBoot Campにアシストしてもらえないような古いMacのために、OS XのインストーラーとWindows 10のインストーラーの両方を、1枚のSDカード(もしくはUSBフラッシュドライブ)に収めて、OS XとWindowsどちらでも起動可能にしたハイブリッド インストール メディアを作っておくと便利である。

これは、もともと太古の Intel Core Duo 搭載 iMac や Intel Core Solo 搭載 Mac mini にWindows 7だけを新規インストールしてWindows専用機として使うための手段として編み出した技なのだが、Windows 10のインストールにも使えるようなので作り方を書き留めておく。

2015-10-25

MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008)にWindows 10をインストール

Intel プロセッサーを搭載するMac miniとしては最も古い製品 Mac mini (Early 2006) ですらWindows 10が動作することが分かったので、MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008) にもWindows 10をインストールしてみた。

MacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008)では、この記事を書いている時点のアップル製最新OSである OS X 10.11.1 El Capitan が動作するので、まだ、メーカーに見捨てられた機種ではない。が、Boot Camp的には見捨てられた機種である。

2015-10-23

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)にWindows 10をインストール

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) のシステムソフトウェアを OS X 10.11 El Capitan にアップグレードしたので、ついでにBoot Campで使うWindows OSも Windows 10 にすることにした(これが、ここ一連のWindows 10インストール祭りとも言える連投記事の発端である)。

インストールで何か問題があればブログのネタにしようと思ったのだが、Windows 10 セットアップのGUIがRetina Displayを考慮していないようで、表示される文字が米粒に書かれたお経のような状態になってしまい、とても操作しにくいということ以外は取り立てて困るようなこともなかった。どうやらEFIブートでインストーラーを起動すると米粒になるようだ。レガシーBIOS互換モードでブートすると米粒にならない。

もし、手持ちの機種がアップルが公開している「Windows 10 をサポートする Mac コンピュータ」のリストに含まれていれば、Boot Camp サポート ページを参考に簡単にインストールできるということだ。

去年の春頃、アップルに対して、Boot Camp サポートページの大間違いや、リンク切れ、ドキュメントの矛盾点、分かりにくい点を指摘して、改善を要望しておいたのだが、それを聞き入れてくれたのかサポートWebのドキュメントが以前に比べてとても良くなっている。

それにしても、元はWindows用のハードウェアではないMacのほうが、他のPCメーカーが売ってるPCよりもよっぽどトラブルなくWindows 10に移行できるっていったい……

2015-10-19

Mac mini (Early 2006)にWindows 10をインストール

5年前に購入したEee PCにWindows 10がインストールできることが分かったので、さらに10年近く前に買った古〜い Mac mini (Early 2006) にも新規インストールできるのか試してみることにした。以下その記録。

Mac mini (Early 2006)は内蔵HDDの容量が少ないし、新しいOS Xは動かないので、Windows専用機とする。 Mac OS Xはインストールせずに、Windowsのみ利用するようにセットアップするということだ。

Mac OS X 10.6 Snow Leopard(DVD) と Windows 10 Home 通常版(USBフラッシュドライブ)の2点を用意する。

2015-10-18

HP Stream 11にWindows 10をインストール

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

HP Stream 11-d012TU にはWindows 8.1 Updateがプリインストールされており Windows 10 無料アップグレードの対象なので、アップグレードを促すメッセージがたびたび表示される。思い切ってアップグレードしてみたが内蔵ストレージの容量が少なすぎてつらいので、クリーンインストールし直した。案の定、トラブル発生。

プリインストールではないWindowsをクリーンインストールすると、機種ごとに固有のデバイスドライバーを探してきて追加しなくてはならないのが面倒なのはWindows PCでは普通のこと。幸いHPのPCには HP Support Assistant というメーカー純正サポートツールが用意されている。これを使えば必要なドライバーを自動で一括インストールできる。はずだったのだが……

いざ、チャレンジしてみると、インテル トラステッド・エグゼキューション・エンジン・インターフェース ドライバーのインストールでエラーを起こして止まってしまう。

2015-10-17

Eee PC 1005PEにWindows 10をインストール

そろそろお払い箱にしようかと思っていた古いネットブック ASUS Eee PC 1005PE に、マイクロソフトの最新OS Windows 10 がインストールできると分かったので(しかも無料)、インストール手順をメモしておく。

まさか AtomプロセッサーにWindows 7 Starterが標準という、今時、スマートフォンにすらぶっちぎり(ぶっちぎられ?)で負けている低性能NetBookでWindows 10が動くとは思っていなかったのだが、別のPCにWindows 10をインストールするためにいろいろ調べていたところ、Eee PCでも最低システム要件は満たしていることが判明。すごいなマイクロソフト、古い機種はさっさと見限ってしまうアップルとはえらい違いだ。

2015-10-12

HP Stream 11 出荷時状態に戻す手順

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

HP Stream 11-d012TU を出荷時状態に戻す手順をメモしておく。購入時に、前もってUSB回復ドライブを作成してあるものとする。 当たり前だが、内蔵ストレージは綺麗さっぱり消去されるので、失って困るデータがある場合はバックアップを取っておくこと。

本体にACアダプターを接続し、USB3.0ポートに回復ドライブをセットした状態で電源を投入して次の手順を実行する。

  1. 起動時にF9を連打して Boot Device Options(Boot Manager) を表示する。
  2. USB Hard Drive (回復ドライブ)を選択してブートする。
  3. 「オプションの選択」>「トラブルシューティング」>「PCを初期状態に戻す」と進む。
  4. 「はい、ドライブのパーティション分割をやり直します」を選択する。
  5. 「ファイルの削除のみ行う」を選択する。
  6. 「初期状態に戻す」をクリックする。

初期状態に戻ってログオンしたら、まず、マカフィー リブセーフとかいうゴミをアンインストールする。

2015-10-09

ClamAVをMacで使う

ClamAVはオープンソースのアンチウイルスソフトである。 Mac OS X のGUIフロントエンドとしては ClamXav があり、以前は無料でApp Storeから入手できていたのだが、有料化されたバージョン2.8以降はストアから消えてしまった。

ターミナルから必要に応じて手動でウイルススキャンを行うだけなら、別にGUIなどなくても困らない。 MacPortsにもClamAVのパッケージがあるようなので、そいつをインストールしてコマンドラインから利用する。

2015-10-01

MacでZIPファイルが展開できない

Raspberry Pi用のLinuxディストリビューション Raspbian Jessie のSDカードイメージが公開されていたので、さっそく試してみようとダウンロードしたのだが……

OS X Yosemite 10.10.5 + Safari 8.0.8 でダウンロードしたZIPファイルをFinderからダブルクリックで展開(解凍)しようとしておかしなことに気が付いた。

Raspbianのイメージは圧縮状態で1.33GBのかなり大きなファイルなので展開にも時間がかかる。展開の途中経過を表示するメッセージは通常なら「“2015-09-24-raspbian-jessie.zip”を展開中...」だ。

ところが、いつもと違って、展開の進捗を示すダイアログのメッセージが「“2015-09-24-raspbian-jessie.zip”アーカイブ中...」となっている。

アーカーイブ中? って、ZIPアーカイブをさらにアーカイブしてどうすんだよ。

2015-09-29

/proc/config.gz が見当たらない

久しぶりにRaspberry Piのシステムを新規インストールしてパッケージをアップデートしたら Raspbian Linux のカーネルがいつの間にか4.1系に変わっていることに気が付いた。

普段カスタマイズしたカーネルを使っているので、いつものようにカーネルを再構築しようとしたところ /proc/config.gz が見当たらない。

そんなときは、

$ sudo modprobe configs

とすると良いらしい。

2015-07-13

Raspberry Pi 2 Model B

遅ればせながら Raspberry Pi 2 Model B がやって来た。これでウチの RasPi は六兄弟になった。

左上から、Model A Rev.2、Model A+、 Model B Rev.1、Model B Rev.2、Model B+、2 Model Bである。 Raspberry Pi 2 Model BはRaspberry Pi Model B+と外観はほとんど変わらない。端子やネジ穴の位置はまったく同じ。

2015-06-11

RasPiでRS485接続

ここのところプログラムを書く仕事は Raspberry Pi (Raspbian Linux) ばかりである。先月はオムロンのRS-485接続タイプの電力監視用機器からデータを収集するRasPi用のプログラムを作っていた。関連機器を並べるとこんな感じ。

写真右側の三段重、上から、小型電力量モニタKM-N1-FLK、小型電力量センサKM20-B40-FLK、通信変換器K3SC-10、写真左側Raspberry Piに乗っかってるのはアドオンボードRasPiCommである。

RS-485(今はEIA-485なのかな)はFAでは、まだまだ使われているらしい。マルチドロップのシリアル接続というと、古くからのMacユーザーはLocalTalkとか思い出すかもしれない(RS-422だけど)。

プログラム自体は RS-232C だろうが RS-422 だろうが RS-485 だろうが、シリアルデバイスを扱うので同じように作れば良いのだが、RS-485だと物理的に接続する手段を探すのに結構手間取った。

2015-06-08

日本語IMでASCIIコード0x08(BS)を入力する方法

OS X Yosemite 10.10.3 の日本語IMでASCIIコードBS(0x08)をデータとして入力する方法を発見したのでメモしておく。

  1. テキストエディットで新規書類を作成する。
  2. 入力メニューで入力ソース「英字」を選択する。
  3. 数字「1」を入力する。
  4. 入力メニューで入力ソース「ひらがな」を選択する。
  5. ローマ字でko=「こ」と入力する。「こ」以外でもひらがな1文字ならなんでもよい。
  6. スペースバーを押して変換する。
  7. 変換中の状態を維持したまま(確定しないで)deleteキーを押す(変換中の文字は消えない)。
  8. もう一度deleteキーを押す(変換中の文字が消える)。
  9. さらに、もう一度deleteキーを押す(最初に入力した1が消えるはずだが消えない)。

おかしな挙動である。 消えないだけならいいのだが、手順8の状態(変換中の文字が消えた直後)でファイル名 sample.txt として保存し16進数でダンプしてみると、

2015-06-07

iBooksのとても不便なところ

数年前まで、毎年毎年、電子書籍元年と騒ぎ立てていた電子書籍市場だが、最近はますます盛り下がっているようだ。

世間の動静はともあれ、私自身は最近、紙の本と電子書籍版が両方ある場合は電子書籍を買うようになった。電子書籍だとモノが増えないのが良い。主に購入するのは技術書だが、技術書というのはやたらと分厚い本が多いため、かさばるのである。電子書籍は場所をとらないのがグー。

購入した電子書籍は、だいたいプログラミングの参考にするので、Macのディスプレイで読んでいる。

2015-05-16

HP Stream 11 Bluetoothテザリング

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

手元に偶然 Aterm MR03LN というモバイルルーターがあった。Amazonのモバイルルーターカテゴリーでベストセラー1位の人気商品で、Bluetoothテザリングにも対応している。

こいつと HP Stream 11-d012TU を組み合わせて、ノートPCらしく外出先で使ってみよう(スタバでドヤ顔ノマドワーカーしよう)としたところ、奇怪な現象に悩まされる羽目に。

2015-05-14

HP Stream 11 ファイルが削除できない

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

昔は、WidowsでPDF書類を読もうと思ったら、アドビのWebサイトから Adobe Reader (Acrobat Reader) をダウンロードして、別途インストールしなくてはならず面倒だった。HP Stream 11-d012TU に搭載されている Windows 8.1 Update では、標準アプリの Windows Reader がPDFに対応している。Windowsも便利になったものだ。

PDFドキュメントが手軽に読めることは分かったので、リーダーアプリ右上隅に表示されるバツ印(×)タイトル バーの「閉じる」をクリックしてWindows Readerを閉じ、Explorerを使って読み終わったPDF書類を削除しようしたのだが、

「Windows Reader によってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」

と、怒られて削除できない。

HPのサポートに、どうしたらいいの? と、尋ねたところ、

「アプリがバックグラウンドに残っているのが原因と考えられるので、タスク マネージャーを開いてリーダーを終了してください。」

との答え。

確かにタスクマネージャーのリストには閉じたはずのリーダーが表示されている。 右クリックしてタスクの終了を選ぶと、いやまあ、ファイルは削除できるようになるんだが……

それは、本来、終了することを意図していないGUIシェル(Explorerとか、Macで言えばFinder)のようなプログラムを無理やり終了させる方法じゃないのかい?

Windows 8が、その使いやすいユーザーインターフェイスで大評判なのは知っているが、ファイルを閉じるために日常的にタスクマネージャーでアプリを終了させなきゃならんようなアホな操作体系がフツーです、なんて、いくらなんでも、ありえんでしょ。

正しい手順は、MicrosoftのWebサイトにある「Windows リーダー アプリ: FAQ」に書かれていた。

開いているPDF書類を閉じるには、サムネイルを表示しておいて、その右下にあるバツ印(×)をクリックする(今見てる書類を閉じるなら Ctrl + W キーを押すほうが早い)。

つまり、「リーダーを閉じる」と「ファイルを閉じる」は別の操作なのだ。

しかも、タイトルバーの「閉じる」は、アプリを 閉じる のであって終了するわけではない。 Windows初心者ならではの勘違いで、オジさんは、リーダー画面を閉じたらすべてのファイルを閉じてプロセスが終了するものだと思っていた。

画面表示されなくなっても(誰も見ていない)ファイルを開いたままプロセスは動作し続ける仕様?によって、いったい、なんのメリットがあるのか理解に苦しむが、ファイルをすぐに削除できなくなるというデメリットがあることだけは確かだ。

Microsoft Webサイトの別の記事「アプリを閉じるにはどうすればよいですか。」によると、

アプリに関連するすべてのプロセスを完全に停止するには、アプリを画面の一番下までドラッグし、アプリがくるりと回転するまで待ってから離してください。

とある。 くるりと回転するまで待つ ところがミソで、回転させないと単に閉じたことになってしまう。タッチパッドでやろうとすると結構難しい操作である。

Alt + F4 キーを押すほうが早い。

驚き最小の原則なんてのを聞いたのはのは、むかしの話。

オジさんのような初心者には難しすぎるよウインドウズ。慣れれば平気なのか?

2015-05-12

Bluetoothファイル転送

MacとWindows PCとの間でBluetoothによるファイル転送を行う方法をメモしておく(Bluetoothによるファイルの送受信機能はめったに使うことがないので、すぐに操作手順を忘れてしまう)。 HP Stream 11-d012TU + Windows 8.1 Update と Mac mini Server (Mid 2011) + OS X 10.10.3 Yosemite で動作を確認した。

まず、送受信を行う機器同士をペアリングしておく必要がある。Macでは「システム環境設定...」>「Bluetooth」、Windowsでは「PC 設定」>「PC とデバイス」>「Bluetooth」を開いてペアリング操作を行う。

Mac側でファイルを受信するには、次の手順を実行する。

  1. Apple () メニューから、「システム環境設定...」を選択する。
  2. 「共有」設定を開く。
  3. 「Bluetooth 共有」チェックボックスを入にする。

Windows側でファイルを受信するには、、次の手順を実行する。

  1. 通知領域の「Bluetooth デバイス」アイコンを右クリックする。
  2. 「ファイルの受信(R)」メニューを選択。
  3. Bluetooth ファイル転送のウインドウが表示さる。
  4. ウィザート形式で受信手順が示されるので画面の指示に従う。

Mac側からファイルを送信するには、

「Bluetooth ファイル交換.app」を使用する。メニューバーにBluetoothアイコンが表示されているなら、「ファイルをデバイスに送信...」メニューを選んで起動することもできる。

Windows側からファイルを送信するには、次の手順を実行する。

  1. 通知領域の「Bluetooth デバイス」アイコンを右クリックする。
  2. 「ファイルの送信(S)」メニューを選択。
  3. Bluetooth ファイル転送のウインドウが表示される。
  4. ウィザート形式で送信手順が示されるので画面の指示に従う。

送信したいファイルを右クリックして「送る(N)」>「Bluetooth デバイス」のほうが手っ取り早いかな。

受信側の準備を忘れたまま、ファイルを送信しようとすると、「デバイスとの接続を確立できませんでした。デバイスへの接続中にエラーが起きました。」とか「Bluetooth ファイル転送は完了しませんでした」とか怒られるので注意。

今時、ファイル共有にはもっと便利な方法がいくらでもあるので、Bluetoothファイル転送を使うのは、Bluetoothインターフェースが正常に動作しているか確認したいときくらいだろう。

HP Stream 11 OneDriveの設定

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

HP Stream 11-d012TU を購入すると、OneDrive 200GBを2年間利用できる特典が付いてくる。内蔵ストレージの小ささを、これで補えということなんだろう。

そこで、ふと疑問が湧くのだが、OneDriveってローカルストレージのファイルシステムの一部(特定のフォルダー)をクラウド上のものと同期させるタイプのサービスじゃないの? それなら、結局ローカルにも全く同じものが置けるだけの容量(200GB以上)がないと不便じゃないの?

OneDriveについて調べてみると、ネットワークドライブや、ネットワークの場所として利用する方法もあるようだ。そっちのほうがローカルストレージを一切使わないので良いではないかと思ったのだが、試してみると、どうも多分にもっさり感があってしっくりこないので、標準的なファイルシステムを同期させる使い方でいくことにした。

HPのサポートに、HP Stream 11のたった32BGしかない内蔵ストレージとOneDrive 200GBを組み合わせて使うのに最適の設定は? と、尋ねたところ次のようにするといいよ、との答え。

  1. スタート画面から「OneDrive」アプリを開く。
  2. チャームを表示して「設定」>「オプション」を開く。
  3. 「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」をオフにする。
  4. 「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリック。
  5. 「PC 設定を開いて他の OneDrive オプションを変更する」をクリック。
  6. 「ファイルの保存」を表示する。
  7. 「ドキュメントを規定で OneDrive に保存する」をオンにする。
  8. その他の設定項目も必要があれば変更する。

つまり、HP Strema 11に搭載されている Windows 8.1 Update に組み込まれたOneDriveでは、まずはクラウド上のファイルやディレクトリー構造の、メタデータ(目録)だけをローカルストレージと同期し、必要に応じてファイルの実体(中身)をダウンロードしてくるように設定できる。

ローカルストレージの容量に不足を感じたら、都度「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリックして、一旦すべてのファイルの実体がローカルには存在しない状態にして空きを作り、そのまま普通にPCを使ってれば、必要なファイルの中身だけが自然とローカルに同期されていく、という使い方のようだ。

オジさん、普段はMacを使っているので、ついでに調べたところ「OneDrive アプリをダウンロード」によると、Mac用のOneDriveクライアントは Mac App Store から配布されている。

Mac App Storeのカスタマー評価が低いのが気になったが、とりあえずインストールしてみた。評価が低い理由が分かった気がした。わざわざOneDriveを使ってWindows PCとファイルを同期する必要も感じないので、いままで通りMacではDropboxを使うことにしよう。

そういえば、昔、OneDriveがSkyDriveと呼ばれていたころ、何社かのクラウドストレージ(ファイル同期)系のサービスを比較検討してみて、結局Dropboxに落ち着いたんだった。

2015-05-09

HP Stream 11 オーディオ 再生に異常

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

それは、ヘッドホン端子を点検しているときに起きた。

PCに限らずMacでもそうだが、まず、買ってきたらすぐに、様々な外部入出力端子が正しく機能しているか点検するのが常である。 『ユーザーガイド』でどのようなインターフェースが装備されているのか確認しながらチェックしていく。

HP Stream 11-d012TU の右側面には、HDMI 出力端子、USB 3.0 ポート、USB 2.0 ポート、ヘッドホン・マイク端子(オーディオ入出力)、電源ランプがある。他のポートは問題なく動作しているのを確認できたが、オーディオ出力はなんだかおかしい。

最初、デスクトップのIEでYouTubeの動画を再生してみて気が付いたのだが、たまに音声がプツッ、ブツッと途切れるような、あるいは時々、ごく短いビビッ、ブブッみたいなノイズが入って引っかかるような感じがある。MicrosoftサイトにあるWindowsのチュートリアル動画でも同じことが起きる。

iPhone用のヘッドホン・マイクを拝借してテストしているのが良くないのかと考えて、HP Stream 11本体と同じくらいの値段のそこそこ品質の高いヘッドホンに変えてみたが再生不良は治らない。そういうアナログな理由ではなさそうだ。 ヘッドホンだけなく、内蔵スピーカーでも同じ症状である。

ひょっとして、ストリーミングなのがいけないのかと思ってSDカード上のMP3ファイルの楽曲を再生してみると、頻度はかなり下がるもののやはり同じ現象が発生する。

HPのサポートに電話してみると、HP Stream 11についてそのような苦情は聞いたことがないそうだ(世界初)。解決策として「デバイス マネージャーを開いて、オーディオドライバーを入れ替えてみろ」との指示。

いきなりデバイスドライバーの入れ替えを要求するところが、いかにもWindows PCのサポートらしい。しかし、いくらなんでも買ったばかりのPCのオーディオドライバーが壊れているとは考えにくい。

そのままの状態で、他のこともしながら、しばらく観察していると、ACアダプターを使っているときはノイズが入らないことを発見した。どうやら電源管理と関係がありそうだ。

それならば、と、「電源オプション」を「高パフォーマンス」に変更してみると、思った通り、これならバッテリーで動作している場合も正常に再生される。

ウチだけで起きる世にも珍しい怪現象なのだろうか? 低価格PCだから、そんな細かいことは気にしちゃダメなのか?

オジさんのような初心者には難しすぎるよウインドウズ。慣れれば平気なのか?

2015-05-08

HP Stream 11 不要ソフトのアンインストール

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

Windows PCといえば、Macと違って、愚にも付かないサードパーティー製のゴミソフト(crapware)が山のようにプリインストールされている印象があったのだが HP Stream 11-d012TU はそうでもないようだ(ひょっとして内蔵ストレージが小さすぎて入れるスペースがなかっただけとか?)。無駄で邪魔なだけのプリインストールソフトを削除する手間が省けて良い。

購入時にデスクトップ上にあって目につくものは次の3つだけだ。

  1. Connected Photo
  2. TripAdvisor
  3. マカフィー リブセーフ - インターネットセキュリティ

コントロールパネルからインストールされているプログラムを確認してみる。ぱっと見、明らかにゴミなのは「マカフィー リブセーフ - インターネットセキュリティ」くらいである。 マカフィーうんたらは、ほっとくといらない通知を出してきて非常に鬱陶しい押し売り野郎である。な〜にが、「ご使用のパソコンが危険な状態です」だ。お為ごかしな警告が不愉快だ。Microsoft純正の Windows Defender が搭載されているのに、多くのPCメーカーってなんでこんなもん入れるの?

「TripAdviser」はプログラムではなく、単なるWebサイトへのリンクのようだ。これもゴミ。

Windows初心者なので知らなかったが、Windowsストアアプリはコントロールパネルからではなく、スタート画面からアンインストールする。「HP Connected Photo」なんかがそうだ。これ絶対使わんというやつは片っぱしから削除する。

ゴミではないが、製品説明書とかサポート関係ソフトはしばらくして大体使い方がわかったら消してもいいだろう。

  • HP Documentation
  • HP Support Assistant

HP Documentation に含まれるユーザーガイドは、HPのWebサイトでも公開されているのでそっちを見ればよい。 HP Support Assistant も、HPのサポートサイトにアクセスすればいいので不要である(サポートのお姉さんに聞いたところでは「HP バッテリチェック」機能だけはあると便利らしいけど)。

さて、ゴミも片付いてすっきりした数日後、ふと気が付いたのだが、アンインストールしたはずの「マカフィー リブセーフ - インターネットセキュリティ」の項目名が「タスク バーに表示するアイコンと通知の選択」に残っているではないか。

なんで消えないの? と、HPのサポートに聞いたら、マカフィーのサポートの電話番号を教えてくれた。

マカフィーのサポートへ電話1回目、MCPR.exeという削除ツールをダウンロードして実行してくれ http://service.mcafee.com/FAQDocument.aspx?lc=1041&id=TS101693 と言われ、やってみるものの効果なし。こんなプログラムがあらかじめ用意されてるのは、まともにアンインストールできないのが常態化してるってこと?

電話2回目、こんなこと問い合わせてくる人はあまりいないレアケース(Windowsを使ってる多くの人は気にしない)らしく、ああでもないこうでもないと何回か通話保留で待たされたあげく、通知領域アイコンの設定項目が残るのは「Windowsの仕様」とのこと。サポート対応自体は丁寧だったが問題は解決しなかった。

Microsoftのせいならマカフィーを責めてもしかたない。そもそも、最初からインストールされてなければ悩まなくてすむんだから、プリインストールするのをやめてくださいな > 日本ヒューレット・パッカード様

誰が悪いかはともかく、消したはずのプログラムの亡霊に取り憑かれているようで、すごく気持ち悪いので、なんとかして消す方法はないものかと調べてみたところレジストリをいじれば削除できるという情報がちらほら。

試してみると確かに消せるのは分かったんだが…… なんでアンインストールしたプログラムの通知方法を設定できるように残しておく必要があるのかマイクロソフトに聞いてみたいものだ。

2015-05-07

HP Stream 11 タッチパッド

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

たぶん最近はそんなこともないんだろうが、昔はWindows PCお決まりの光景として、なぜかノートPCなのにいつもマウスが取り付けられている、という印象がある。よっぽど本体に組み込まれたポインティングデバイスが使いにくいのだろう。

その点、普段使うノートマシンが MacBook Pro なオジさんからみても、先日、教材として購入した HP Stream 11-d012TU のタッチパッドはそこそこ使い易い。Macに近い感触だ。

HP Stream 11にインストールされているWindows 8.1タッチパッドドライバーのデフォルト設定は、Macでいえば、ひと昔前のMac OS Xで「アップルメニュー」>「システム環境設定...」>「トラックパッド」を開いて、「タップでクリック」と「ドラッグ」のチェックボックスをオンにした状態と同じになっている。

つまり、タップするだけでボタンを押す代わりになるほか、「再タップしてホールドでドラッグ」という操作が可能。2本指でタップすると右クリックと同じ、スクロール、ピンチ操作なんかもできる。

ひと昔前ならこれで良かったのだが、今ではMacBook Proでタッチによる「3本指のドラッグ」に慣れてしまったので、これができないと不便だ。設定をカスタマイズして同じことができないものか。

こういうとき、オジさんのようなWindows初心者が困るのは、設定の変更方法がまちまちな点だ。タッチパッドの設定ひとつとっても、デバイスによっては、ドライバーをMicrosoftが提供してるわけじゃなくデバイスメーカーが用意するので、同じメーカーのPCでも調達した部品のメーカーが異なれば設定方法が違ってたりするわけだ。

「コントロール パネル」を開いて、表示方法を「大きいアイコン」にし、すべての項目を一覧できるようにして、タッチパッドの調整ができそうなものを探す。「Synaptics ClickPad V2.0」を発見。

しかしながら、残念なことに、「3本指で押す」と「3本指で弾く」設定はあるが、最近のOS Xで設定可能なタッチによる「3本指のドラッグ」はできない。

おまけにタッチパッドの面積が小さいせいか、やっぱりMacBook Proに比べると(HP Stream 11とは価格が違いすぎるので比べるのは無茶で、値段の割にはがんばっていると言えよう)、ちょっと使いにくくて、肩が凝りそうなので、結局マウスを付けてしまいましたとさ(あまり、持ち歩く予定もないし)。

Logicool M100r という安いやつ。

2015-05-05

HP Stream 11 スタートアップ メニュー

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

昨日、教材として使う HP Stream 11-d012TU の回復ドライブを作成したが、この回復ドライブを使って起動するにはどうすればいいのだろう。

Macであれば電源投入後、起動音を聞いたらoptionキーを押したままにすることで Startup Manager が表示され、起動ディスクを一時的に変更することができる。

Windows PCの場合は、メーカーによって操作方法が異なるものと思われる。 HP Stream 11の場合は、電源投入後、ESCキーを押すことで次のような「Startup Menu」が表示される。

Startup Menu

F1    System Information
F2    System Diagnostics
F9    Boot Device Options
F10   BIOS Setup
F11   System Recovery

ENTER - Continu Startup

For more information, please visit: www.hp.com/go/techcenter/startup

Startup Menuを経由せず(ESCキーを押さずに)、起動直後にファンクションキーを押下してダイレクトにそれぞれの機能を呼び出すこともできる。

ここで F9 Boot Device Options を選べば、ブートデバイスを一時的にUSBフラッシュドライブ(USBメモリー)に作成した回復ドライブに切り替えられる。

HP Stream 11の「ユーザー ガイド」には、Startup Menuの表示手順について、「コンピューターの電源を入れるか再起動しした後すぐに、esc キーを押します。」と、まあ、さらっと簡単そうに書かれている。

だが、出荷直後は、POST Hotkey Delay (sec) がゼロ(0)に設定されているので、ESCキーを連打しないとタイミングを逃してWindows起動シーケンスが始まってしまう。 オジさんのようにPC初心者で、ESCキー押下のタイミングがつかめない人は、BIOS SetupでPOST Hotkey Delay (sec)を5秒以上に設定しておくといいだろう。

ついでに書いておくと F2 System Diagnostics は、Macでいうところの Apple Diagnostics (かつてのAHT)に相当する。ハードウェアの自己診断機能である。

それにしても、UEFI時代になってもまだ BIOS Setup とか言うのね。 Compatibility Support Module (CSM) を搭載しているみたいだから、そう言っても間違いじゃないという理屈なのかな。「HP回復環境」の詳細オプションでは今風に「UEFI ファームウェアの設定」と表記されてるんだが……

でも、「UEFI ファームウェアの設定」を選んで表示されるのは結局 Startup Menu なので、堂々巡りなのだった。

2015-05-04

HP Stream 11 回復ドライブの作成

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

Windowsを使い始める前に、教材となる HP Stream 11-d012TU をいつでも購入直後の状態に戻せるように、まずは「回復ドライブ」を作成する。 Windowsの「回復ドライブ」とは、Macで言えば「OS X 復元ディスクアシスタント」で作成できるOS X復元ディスクのようなものである。

昔はパソコンを買うとOSを再インストールするためのCD-ROMやDVDが同梱されていたものだが、きょうびPCにもMacにもそんなものは付いていない。 必要に応じて自分で作成する(多くの消費者には不要なのだろう)。

HP Stream 11の場合、回復ドライブの作成には8GB以上の容量のドライブが必要である(実際に使われる容量は6GBくらい)。SDメモリーカードが使えれば便利なのだが、あいにくメディアカードスロットから起動することはできない(HPのサポートに問い合わせて確認したが、そういう仕様じゃそうな)。

作成手順は次の通り。

  1. [HP Utility Center]を起動する(タスクバーに表示される[HP]のアイコンをクリック)
  2. [HP Recovery Manager]をクリックする
  3. [リカバリメディアの作成]をクリックする
  4. あとは画面の指示に従うだけ

回復ドライブが作成できたら、実際に回復ドライブを使って、本当に回復できるか確認する。 念のため内蔵ストレージ全体をダンプしてバックアップした後、ゼロ書込みにより完全消去した(フラッシュドライブに全域書き込みなど御法度だろうが、何もない状態を確実にしたかったので仕方ない)。 この状態で電源を入れると、

Boot Device Not Found

Please install an operating system on your hard disk.
Hard Disk (3F0)

F2   System Diagnostics


For more information, plese visit: www.hp.com/go/techcenter/startup

と表示される(内蔵ストレージが消去されているので当たり前)。

ここで、USB3.0端子に回復ドライブを装着して、再度電源を投入すると(ctrl + alt + delete キーで再起動でもよい)、ちゃんと回復ドライブから起動する。 起動後、10分程度の作業でPCを初期状態に戻すことができた。

ちなみに、出荷時のパーティションの構成は次のようになっている。

# gdisk -l /dev/mmcblk0
GPT fdisk (gdisk) version 0.8.10

Partition table scan:
  MBR: protective
  BSD: not present
  APM: not present
  GPT: present

Found valid GPT with protective MBR; using GPT.
Disk /dev/mmcblk0: 61071360 sectors, 29.1 GiB
Logical sector size: 512 bytes
Disk identifier (GUID): F7D68F4E-4CD9-4CD8-84D8-FFFFFFFFFFFFFF
Partition table holds up to 128 entries
First usable sector is 34, last usable sector is 61071326
Partitions will be aligned on 2048-sector boundaries
Total free space is 4029 sectors (2.0 MiB)

Number  Start (sector)    End (sector)  Size       Code  Name
   1            2048          534527   260.0 MiB   EF00  EFI system partition
   2          534528          796671   128.0 MiB   0C01  Microsoft reserved ...
   3          796672        45740031   21.4 GiB    0700  Basic data partition
   4        45740032        61069311   7.3 GiB     2700  Basic data partition

3番目のパーティション(21.4GB)がブート ドライブで、4番目の7.3GBを占めている領域が「HP 復元用パーティション」である。 ストレージはGPTで初期化されており、UEFIによるセキュアブートがデフォルト。

オジさん、UEFI搭載のPC買ったのはこれが初めてだ。 Intel Macは最初から(ちょっとヘンテコな)EFI搭載だったのでEFI自体は特段珍しくもないが、PCでは初めて見たというところで、PC業界のトレンドから取り残されているのがわかる。

2015-05-03

HP Stream 11-d000

オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。

2006年にIntel MacとBoot Campが登場してMacでもWindowsが走るようになり、さらに2012年にはWindows向けの仕事は引き受けないことにしたので、PCが必要なくなったこともあり、長らくMacばかり購入していたのだが、諸般の事情により、久しぶりにWindows PCを購入した。 HP Stream 11-d012TU だ。

写真左側の青いノートPCがそれである。右側に写ってるのは、5〜6年前?に購入した ASUS Eee PC 1005PE 昨日までウチに残された唯一最後のWindows PCであった。

HP Stream 11を選んだのは、日本ヒューレット・パッカードの通販サイト HP Directplus で売られているノートPCの中で、一番安かったから(なんとEee PC 1005PE購入当時の価格より安い)。 この安さなので、あまり期待していなかったのだが、手に取ってみると、オモチャっぽい外観のわりには案外しっかりした作りで、レスポンスもまずまずである。

普段使っているMacBook Proに比べる(価格差が大きいので比べては可哀想だが)とタッチパッドが使いにくいのと、内蔵ストレージの容量が非常に少ないのが心許ないが、マウスと超小型USBフラッシュドライブでも追加してやれば、そこそこ使えそうだ。

このHP Stream 11と Microsoft Office 365 Solo を組み合わせて、今日からWindows再入門する羽目になってしまった。

もう10年近くWindowsなんてまともに使っていない。 オジさんのWindows人生は、Windows 7とともに終了のはずだったのに……

それに、Windows 10登場の話題と期待感がみなぎっている今日この頃、いまさら、一から Windows 8.1 Update の使い方を覚えるというのも無駄骨な気がする。が、長い物にはなんとやらで、まあ仕方ない。

2015-04-27

選択した移行元からは移行できません

OS X 10.9.5 Mavericks Server を稼働させているMacの調子が悪くなったので、一時的にデータを別のMac (OS X 10.10.3 Yosemite Server)に移し替えて、そいつを臨時サーバーとして使おうとしたらハマったので問題点と回避方法をメモしておく。

結論から書くと、アップルの電話サポートで教えてもらったのだが、「OS X Server:Mavericks または Mountain Lion からのアップグレードおよび移行」という記事があり、引っ越し前にこれをよく読んでおけばトラブルを避けられる。

ここで重要なポイントは作業の順番である。必ず、

「移行アシスタントを実行してから、Server.appをインストール」

すること。

逆の順序で、Server.appをインストールしたYosemiteに、移行アシスタントでMavericks Serverのデータを移し替えようすると痛い目にあう。

「選択した移行元からは移行できません。このソースは OS X Server ですが、お使いの Mac はすでに OS X Server になっています。このソースを使用するには、まず Mac をダウングレードする必要があります。」というメッセージが表示されて移行アシスタントの作業を先に進めることができなくなるのだ。

/Applications/Server.app と /Library/Server フォルダーを削除すれば、この状況を回避して移行アシスタントの作業を進められるようにはなるが、ユーザーが競合したりして面倒なことが起きる。理想的な手順は次の通りである。

  1. Yosemiteを再インストールする(まっさらな状態からやり直す)。
  2. 初回起動時、設定アシスタントの「この Mac に情報を転送」画面で Time Machine バックアップから元の Mavericks Server に置かれていた情報を転送する。
  3. Mac App Store から Server.app をインストールする。

なお、移行アシスタントでOS X Serverで使っていたTime Machineのバックアップデータを転送する際は、すべてのチェックボックスが無効化(グレーアウト)されて、チェックを外す操作ができないため、「転送する情報を選択」することはできず、常にすべてのバックアップデータを書き戻すことになる。

標準状態のクライアント版OS Xと違って、サーバー機能を追加したOS X Serverのバックアップデータはこのように扱われる(部分的な復元はできない)仕様らしい。

2015-01-08

Raspberry Pi Model A+

Raspberry Pi Model A+ がやって来た。これでウチの RasPi は五兄弟になった。

左から、Model B Rev.1、Model B Rev.2、Model B+、Model A Rev.2、Model A+である。

海外では2014年11月に発売されたModel A+だが、日本では年末近くになって、ようやくRSコンポーネンツから購入できるようになり、年が明けてしばらくして届けられた。Model B+に比べ、ちょうどネットワークコネクタの分だけ基板の長さが短くなり、気のせいじゃなくて本当に小さくなった。