2023-02-20

“.”(ドット)で始まる名前はシステムだけが使用できます。別の名前を指定してください。

OS X Yosemite 10.10 以降のFinderには、複数のファイルの名前を一括で変更できる機能が搭載されている。

操作は簡単、Finder上で、名前を変更したい項目を選択しておいて、その上で、右ボタン(副ボタン)をクリックして表示されるメニューから「名称変更…」を選択すると、どのように変更したいのかを設定するウインドウが表示されるので条件を入力するだけだ。

例えば、たくさんのファイルの拡張子を「.jpeg」から「.jpg」へと、まとめて変換するような用途に、とても便利である。このリネーム機能が搭載される前はターミナルからコマンドを打ち込んで処理していた。

さて、今日も今日とて macOS Monterey 12.6.3 上で、この便利機能を使って拡張子を置き換えようとしたところ……

2023-02-15

macOSアップデートエラー

Macのシステム設定を開くと、「ソフトウェアアップデートがあります」と表示されていた。 macOS Ventura 13.2.1 アップデートの配布が始まっているようだ。

さっそく「今すぐアップデート」ボタンを押してみた。ポチッとな。

なにやらソフトウェア使用許諾契約に同意しろとか、ユーザ名とパスワードを入力しろとかいってくるので指示に従って進んだのだが、

ユーザの操作が必要です。

選択したアップデートのインストール中にエラーが起きました。

と、怒られてインストールできない。

どんな操作が必要なんだよ! 具体的に言ってくれよ。

しからば少しやり方を変えて、「詳細情報…」をクリックすると表示されるダイアログで「今すぐインストール」ボタンをクリックし、正しいパスワードを入力しても……

2023-02-14

networkConnectが読み込めないVentura

macOS Monterey 12.6.3 のシステム環境設定「ネットワーク」には、VPNサービスの「構成を読み込む…」/「構成を書き出す…」というメニューがある。

書き出したVPNサービスの構成を、別のMacに読み込ませれば一瞬で設定がコピーできる。 VPN接続先がたくさんあるとき、いちいち一件ずつ手入力しなくていいので大変便利、かれこれ10年ぐらい愛用している素晴らしい機能だ。

macOSユーザガイド (macOS Ventura 13) の「MacでVPN接続を設定する」には、次のように書かれている。

ネットワーク管理者またはVPNサービスプロバイダからVPN設定ファイルを受け取った場合は、そのファイルをダブルクリックするだけで接続を設定できます。

この文だけ読めば、いままで通りVPNの構成を書き出したファイル(例えば VPN.networkConnect みたいな)をダブルクリックすればVPNサービスが自動的にネットワーク環境設定に追加されると思うのが人情だが……

2023-02-08

UTMで「生イメージ」にチェックが付けられない

久しぶりにUTMでMac OS 9用のVM(仮想マシン)を新規作成しようとしたところ、怪現象に遭遇した。UTMのバージョンは4.1.5。

Raw Image の仮想ドライブを作成したかったのだが、なぜか「生イメージ」のチェックボックスにチェックを付けることができない。クリックしてもチェックマークが表示されないのだ。

UTM 4のバグ? なのか?

仕方ないのでデフォルトで作成される仮想ディスクイメージはそのままにして、アシスタントに頼らずに自力でVMをセットアップすることにした。

手作業で生イメージを作成し、UTM VMの設定ファイル(プロパティリスト)を書き換えてそのイメージを指定してやればよい。手順をメモしておく。