2019-05-09

一枚足りない

政府が統合イノベーション戦略の一環としてAI人材を年間25万人育成する計画を発表したそうだ。ITにあまり詳しくないので、ここでいうAIがなんなのかよく分からないが、歴史と伝統を何より大切にする美しい国の偉い人達が考えた戦略なので、きっと ICOT と同じように大きな成果をあげることだろう。

ところで、今(いま)流行っていることを、いまさら、いまから、10年先に向かって学生全員にやらせましょうみたいなレベルの思いつきを 戦略 とか 改革 っていうのかね?

それはさておき、知人H氏から、撮りためている写真がほったらかしになっているので、これを整理したいと相談された。過去数十年分の写真がフィルムも含めて大量にあるらしい。

とりあえず、手始めに複数のSDカード(SDメモリカード)内のデータを、アルバムソフト(写真管理ソフト)で一気に読み込めるように一枚の大容量SDカードにまとめることにした。

たくさんある個別のSDカードは、デジカメから直接書き込まれたデータだけでなく、なんらかのアルバムソフトからエクスポートしたと思われるデータや、手作業で名称を変更したらしいファイルがあり、それらのSDカードはディレクトリ構成やファイル名がカメラファイルシステム規格 (DCF) に従っていないことがある。それに破損しているファイルもあるようだ。

ファイルを選別、コピーしてDCF規格に適合するようにリネーム、再構成した結果、全ファイル数は 5,551 となった。

いざ、すべてのデータをまとめたSDカードを、Macの写真 ('/Applications/Photos.app') で読み込もうとすると奇妙なことが……

Finderやターミナルでファイル数を数えると、5,551項目であるにも関わらず、写真やイメージキャプチャ ('/Applications/Image Capture.app') で表示されるファイル数は、なぜか5,550項目(?)になるのだ。写真の枚数が一致しない。 「一枚足りな〜い」皿屋敷のような怪現象が発生。

Windows PCのエクスプローラーでも「5,551 個の項目」と表示されるし、ファイルが壊れていないこともチェック済みなのだがなあ。

原因を調べようと、写真.appのライブラリを削除して再読み込みする手順を何度か試してみたが、読み込みの対象とならない1枚の写真ファイルは、そのときによってまちまちだったりする。特定のファイルではないのが謎、何が理由で読み込みできないのか分からんぞな。

5,550項目(1枚少ない)と表示されたとき、写真.appを一旦終了し、再度立ち上げて、デバイス(SDカード)をチェックさせると「新しい項目(5,551項目)」と正しい値を表示することもある。ますますわけが分からない。

macOS High Sierra バージョン 10.13.6 + 写真 バージョン3.0 (3291.13.210) でも、 macOS Mojave バージョン 10.14.4 + 写真 バージョン4.0 (3441.7.100) でも同じである。

写真.appそのもの(デバイスからの読み込み機能)がイカレているのか?

ま、こんな悩みは、そのうち美しい国の政府が育成した高度AI人材が一掃してくれることだろう。

それまでは、読み込む前に「写真の枚数が違う」状態になっていないか(写真の枚数が合っているか)、いちいち確認したほうがよさそうだ。

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