macOS Sierra 10.12.1 において(OS X El Capitanからのようだ)、Finderからフォルダも含む複数のテキスト書類をテキストエディットにドラッグ&ドロップして開くと「“テキストエディット”は フォルダ フォーマットのファイルを開けません。」という不可解な警告が表示されるので困っている。
「フォルダフォーマットのファイル」ってなんだよ(そらまあ、UNIX的にはディレクトリーもファイルなんだろうけど)。
怪現象の再現手順は次の通り(テキストエディットがDockに追加されているものとする)。
- Finderでデスクトップに新規フォルダを作成し名前をfolder1とする
- folder1の中にさらに新規フォルダを作成し名前をfolder2とする
- テキストエディットを開き新規書類を作成する
- 作成した書類の名前をtestとしてfolder1の中に保存する
- 書類testを閉じる
- Finderでfolder1を開き中身をすべて選択する
- 選択した項目(folder2とtest)をDock上のテキストエディットアイコンに対しドラッグ&ドロップして開く
- 「“テキストエディット”は フォルダ フォーマットのファイルを開けません。」という不可解な警告が表示される
ウチでは、複数のフォルダ階層にわたって保存されているいくつものテキスト書類を、Finderのリスト表示ですべて展開した状態から選択し、テキストエディットにドラッグ&ドロップして、一気に開いて確認するという作業を行うことがある。
沢山のフォルダが含まれる場合、フォルダごとに表示される警告をいちいち閉じていかなくてはならない。100個のフォルダが含まれていれば100回「OK」ボタンをクリックする羽目になる。
同様の操作を行っても OS X Yosemite 10.10.5 以前はこのような警告が表示されることはなく、きちんとテキスト書類だけが開く。
アップルのサポートに電話して、ユーザに無意味な作業を強いることで、著しくユーザビリティを損なっているこの警告を表示させないようにする方法はありませんか? と聞いてみたところ、エンジニアに確認するからしばらく待ってね、ということになった。
2016-11-09 アップルから回答があり、問題がある点は認知してもらえたようなので、修正されるのを楽しみに待つことにする。
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