2010-12-29

空のパスワードでsudoする方法

Mac OS X 10.4 Tigerではパスワードが空(カラ)のままでも sudo コマンドを実行できていたのだが、Mac OS X 10.5 Leopardからはセキュリティが強化され、パスワードを設定しておかないと sudo 不能になった。面倒くさがり屋のためのパスワード入力を回避する方法メモ。

パスワードなしでもsudoできるようにする方法

シングルユーザーモード(command+S)で起動しておいて、

# mount -uw /
# vi /etc/sudoers

とでもして /etc/sudoers を編集する。

%admin     ALL=(ALL) ALL

の行を、

%admin     ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL

に書き換える。

シングルユーザーモードにしなくても書き換える方法が分かってる人は別のやり方でもOK。

Mountain Lionをインストールしていて気付いたが、パスワードを設定した状態で visudo しておいて、後からアカウントのパスワードをリセットするほうが簡単(^^;。

sudoersについても、%adminの行を変更するより、

# %wheel  ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

の行をコメント解除するほうがいいかな。そして、ユーザーをwheelグループに追加する。→ユーザーをグループに追加する方法

ちょっとだけroot

そんなに頻繁にsudoするわけじゃない人は「AppleScript エディタ.app」を開いて、

do shell script "mkdir -p /usr/local/bin" with administrator privileges

のようにしてroot権限でコマンドを実行させればよい。ターミナルから、

$ osascript -e 'do shell script "mkdir -p /usr/local/bin" with administrator privileges'

でもいいけどね。

回避してないで、ちゃんとパスワードを設定しましょう(^^;

Mac OS X v10.5, 10.6:sudo コマンドには非ブランク管理パスワードが必要

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