Mac OS X 10.4 Tigerではパスワードが空(カラ)のままでも sudo コマンドを実行できていたのだが、Mac OS X 10.5 Leopardからはセキュリティが強化され、パスワードを設定しておかないと sudo 不能になった。面倒くさがり屋のためのパスワード入力を回避する方法メモ。
- パスワードなしでもsudoできるようにする方法
-
シングルユーザーモード(command+S)で起動しておいて、
# mount -uw / # vi /etc/sudoers
とでもして /etc/sudoers を編集する。
%admin ALL=(ALL) ALL
の行を、
%admin ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL
に書き換える。
シングルユーザーモードにしなくても書き換える方法が分かってる人は別のやり方でもOK。
Mountain Lionをインストールしていて気付いたが、パスワードを設定した状態で visudo しておいて、後からアカウントのパスワードをリセットするほうが簡単(^^;。
sudoersについても、%adminの行を変更するより、
# %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
の行をコメント解除するほうがいいかな。そして、ユーザーをwheelグループに追加する。→ユーザーをグループに追加する方法
- ちょっとだけroot
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そんなに頻繁にsudoするわけじゃない人は「AppleScript エディタ.app」を開いて、
do shell script "mkdir -p /usr/local/bin" with administrator privileges
のようにしてroot権限でコマンドを実行させればよい。ターミナルから、
$ osascript -e 'do shell script "mkdir -p /usr/local/bin" with administrator privileges'
でもいいけどね。
回避してないで、ちゃんとパスワードを設定しましょう(^^;
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