2011-03-16

iOSアプリ開発まず読むべき10のドキュメント

新たにiPadアプリの開発を始めたS君へ、いまさらですが業務連絡です。iOSデバイス向けのアプリを開発するにあたって、読んでおくと良いであろう10のドキュメントを挙げます。アップルデベロッパサイトの日本人向けページに翻訳されたドキュメントが比較的たくさんあるので英語が苦手でも大丈夫(?)。どのみち最新の情報は英語の文書を読まなくてはなりませんが、まずは取っ掛かりとして次の日本語ドキュメントを読みましょう。闇雲にネットを検索して場当たり的な問題解決をはかるより、オフィシャルな技術文書を読んでおいたほうがいいですよ。

  1. iOS テクノロジーの概要(iPhoneOSTechOverview.pdf)
  2. iOS アプリケーションチュートリアル(iPhone101.pdf)
  3. iOS アプリケーションプログラミングガイド(iPhoneAppProgrammingGuide.pdf)
  4. iOS 開発ガイド(iOS_Development_Guide.pdf)
  5. iOS ヒューマンインターフェイスガイドライン(MobileHIG.pdf)
  6. Objective-Cプログラミング言語(ObjC.pdf)
  7. Cocoa基礎ガイド(CocoaFundamentals.pdf)
  8. Cocoaメモリ管理プログラミングガイド(MemoryMgmt.pdf)
  9. iOS View プログラミングガイド(ViewPG_iPhoneOS.pdf)
  10. iOS View Controller プログラミングガイド(ViewControllerPGforiPhoneOS.pdf)

iOSの主たるプログラミング言語であるObjective-Cも初めてでしょうから、これらの文書を読み始める前にドキュメントライブラリの「Learning Objective-C: A Primer」にある簡潔なまとめ(英語だけど)を参照してどんな言語なのか感じをつかんでおくといいかも。

「Objective-Cプログラミング言語」、「Cocoa基礎ガイド」、「Cocoaメモリ管理プログラミングガイド」なんかは元はMac OS X用の文書なのでiOSには当てはまらない部分もあります。そういうところは読み飛ばしてね。

Objective-Cについてもっと詳しく知りたいなら、おすすめ書籍は『詳解 Objective-C 2.0 改訂版』かな。ウチにはこれに加えて、改訂前の版と、Objective-C 2.0が出る前(広文社刊)のヤツもあるので読みたければ貸し出しますよ。別にObjective-Cの歴史なんか知りたくないって?(^^;

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