アップルのサポートサイト、Apple USB Modem:よくお問い合わせいただくご質問の中で「重要:Apple USB モデムは OS X Lion 以降ではサポートされません。」と書かれている(64ビットドライバーがないかららしい)のを見て、純正品なのに使えないなんてひどいじゃないかアップルちゃん。と、なげいている人の話を聞いて、ちょうど手元に古いFAXモデムとUSBシリアル変換ケーブルがあったので OS X Lion 10.7.3 で使えるかどうか試してみた。
ターミナルから lpadmin コマンドで、
$ lpadmin -p FAX -E -P /System/Library/Frameworks/ ApplicationServices.framework/Versions/A/ Frameworks/PrintCore.framework/Versions/A/ Resources/Fax.ppd -v fax://dev/cu.usbmodemUSB-CO1
のようにFAXを追加してやればファクスプリンタとして使える(こともあろう)。
※PPDファイルのパスが長いので途中改行しているが実際は1行のコマンドである。cu.usbmodemUSB-CO1の部分は使用しているUSB-RS-232Cアダプターによって変わるので自分の環境に合わせること。Fax.ppdへのパスもOSのバージョンによって違ってたりするので注意。
- でもなんかちょっとヘン
FAX受信は問題ないようなのだが、送信の動作がなんだかちょっと変だ。相手には届いているのに送信完了にならない。プリントキューにジョブが残ったまま保留中になり、何度も同じものを送ろうとしたりする。うかうかしてると、FAXスパマーになりそうだ。
まあ、なんだ、いまさらファクスなんて使わない…… よなあ。FAX専用機も全然使わなくなったので去年処分しちゃったし。
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