コマンドライン引数の書き方メモ。
- http://www.gnu.org/software/libc/manual/html_node/Argument-Syntax.html#Argument-Syntax
- http://pubs.opengroup.org/onlinepubs/007904975/basedefs/xbd_chap12.html
ショートオプション
- オプションはハイフン(-)で始まる
- 引数を取らないオプションはハイフンの後にまとめて書ける。「-abc」は「-a -b -c」と等価である。
- オプション名は単一の英数字である。
- 特定のオプションは引数を必要とする(例えば ld コマンドの -o オプションは引数として出力ファイル名が必要)。
- オプションとその引数を分離する空白はオプション。「-o foo」と「-ofoo」は等価である。
- オプションは通常、オプション以外の引数より前におく。
- 引数「--」(連続するハイフン)はオプションの終了を表す。続く引数は、ハイフンで始まっていてもオプションとはみなされない。
- 引数「-」(単独のハイフン)は、慣習的に標準入出力を使った読み書きを指定するために用いられる。
- オプションは任意の順序で複数回指定できる(どう解釈されるかはプログラムによる)。
ロングオプション、GNUツールに見られる長い名前のオプション。
- ロングオプション名は「--」(連続するハイフン)で始まり、英数字とハイフンで構成される。
- 入力時に一意に識別できる範囲まで、オプション名を省略できる。
- 引数は「--name=value」のように指定する。