OS X Yosemite 10.10.5 上の Android Studio 1.5.1 環境で古い Android OS (Android 1.5 API Level 3) 用のアプリを作成する手順をメモしておく。
まず、Android SDK Manager を起動して、古いSDKをインストールしておく(デフォルトではパッケージリストに表示されないが Obsolete チェックボックスにチェックを入れればダウンロードできる)。標準的なインストール先は ~/Library/Android/sdk である。
Android Studioの「File > New > New Project...」メニューを選択し新しいプロジェクトを作成する。
「Add No Activity」を選択して「Finish」する。
app > res > values > styles.xml を削除する。
Gradle Scripts > build.gradle (Module: app) の targetSdkVersion の値をminSdkVersion と同じ値に下げ、dependencies の「compile 'com.android.support:appcompat-v7:23.2.1'」行を削除する。
app > manifests > AndroidManifest.xml の application 要素の属性 android:supportsRtl と android:theme を削除する。
後は、必要なリソースとかJavaソースとかのファイルを順次プロジェクトに追加していけばOK。
標準だと Gallery には、古いSDKを利用するプロジェクトに追加できる Activity のテンプレートがないので、レイアウトとJavaソースファイルを手作業で作成する。AndroidManifest.xml への Activity 要素の追加も手動で行う。
これが正しい方法なの(もっと簡単な方法があるの)かどうかは分からんが、とりあえず、手持ちの HT-03A と IDEOS で動くアプリは作れたので良しとしておこう。
そもそも、なんで、そんな古〜いAndroid OS用のアプリを作る必要があったのかと言うと……
ガラケーの調子が悪くなったので、死蔵している古〜いAndroid端末を通話専用機として蘇らせることにしたのである。
そんでもって、自分の電話番号をすぐに忘れてしまうので、時局番号を表示するだけの単機能アプリが欲しい(ガラケーなら簡単に表示できる)。
Google Play を検索すると、条件に合うアプリがあるにはあるのだが Android 要件: 4.0 以上とかなってて使えない。それ以前に Android 1.6 とか Android 2.2.1 の端末なんて古すぎてGoogleアカウントが使えるようにすることすら面倒。できればWi-Fi設定もしたくない。
これはもう自分でアプリ作って、開発環境からデバッグ接続経由でインストールしたほうが手っ取り早いわいということになったのだった。
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