macOS Sierra 10.12.6 の「キーボード」システム環境設定>「ユーザ辞書」パネルには、「スペースバーを2回押してピリオドを入力」というチェックボックスがある。
アップルのサポート文書 macOS Sierra: 「キーボード」システム環境設定の「ユーザ辞書」パネル には、この機能の解説として、
このオプションを有効にすると、文の終わりにスペースバーを 2 回押すことですばやくピリオドと半角スペースを入力できます。
と書かれているが、実際は、この項目にチェックを付けていても……
入力ソース「日本語」ではまったく機能しない
のである。
そりゃまあ、かな漢字変換中に動作しないのは理解できるが、入力モードが「英字」の状態でも、書かれている通りに動作しないのはなぜ? 入力モード「英字」ってのは英文を入力するためのモードじゃないの?
試しに入力ソースに「U.S.」を追加してやると、こっちではちゃんとスペースバー連打でピリオドを入力できる。
そもそも、この機能、iOS由来の成分のようだ。入力手段がソフトウェアキーボードである前提のiOSでは便利なんだろうが、macOSにはこんなもの必要ない。 くだらん機能を追加してる(しかもまともに動かない)暇があったら、入力ソース切り替えのデフォルトショートカットを command + space に戻せ〜! と、叫びたくなるのは年寄りだからか。
以前「キーボードビューアの表示と入力が一致しない」という問題を指摘したが、これと同じようなケースである(回避方法も同じ)。
OSインストールし直すたびに毎回毎回、入力ソース「U.S.」を追加して、日本語入力ソースの「入力モード:英字」のチェックを外しておかないとまともに使えないようでは、入力モード「英字」が存在する意味がないのでは?
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