2018年製造のWindows PCをメンテナンスすることになった。
内蔵ハードディスクを初期化し、WindowsをクリーンインストールしたかったのでUSBフラッシュドライブ(USBメモリー)をWindows 10インストールメディア化して、そこからPCを起動しようとしたのだが……
なぜか、USBメモリーが起動可能なデバイスとして認識されない。 PC側が起動可能なメディアだと認識しないのだ。
「Windows 10 インストール メディア」の他、「回復ドライブ」「Ubuntuインストールメディア」いずれのUSBフラッシュドライブも起動不能、全滅。 BIOS設定 (BIOS Setup) のブートオプションで、セキュアブートを無効化してみたり、起動デバイスの優先順位を変更してみたり、いろいろ設定を変えて試してみたがダメ。
このパソコン、たしか、購入した当初はUSBフラッシュドライブから起動できたはずだが? おかしいな。 と、半日くらい悩んで気がついた。
起動可能なインストールメディアとして、USBフラッシュドライブを使いたい場合は、
USB 2.0のみに対応
したものでなくてはならない。のだ。
ファイルのやりとりのような一般的な用途なら、より高速なデータ転送ができる上位のUSB規格をサポートするフラッシュドライブを購入するのが普通である。
しかし、起動デバイスとして使いたい場合「USB3.0/USB2.0対応」とか「USB3.2(Gen1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0サポート」みたいな表示のあるUSBメモリーを買ってしまうと、なぜかブートできない現象で悩むことになる。
この記事を書いている時点で USB 2.0しかサポートしない USBメモリーは、まだ何種類か販売されている。
まあ、PCとUSBメモリーの組み合わせによってはUSB 3.0でも起動できることもあるが「USB 2.0のみサポート」なフラッシュドライブにしておけば安泰だ。
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