3年ほど使い続けているPCで、ひさびさにWindowsをアップグレードインストールしたところ、MicrosoftアカウントでサインインしていないローカルアカウントのユーザーでOfficeアプリが使えなくなった。
う〜ん、再インストールする前は普通に使えてたんだが……
Microsoft 365 Personalサブスクリプションの有効期限は切れていない、2年先までの使用権を購入済みだ。Microsoftアカウントでサインインしているユーザーでは特に問題なくOfficeアプリが使える。デバイス (PC) の再認証は正常に完了している。
ところが、このライセンス認証済みのデバイス (PC) の、別のローカルアカウントでOfficeアプリを起動すると、謎のメッセージが表示されて使えない。
製品のライセンス認証が取り消されました
Excel を継続して使えるように、以下のオプションを選択して再度ライセンス認証してください。
いままで、いちいちサインインしなくてもOfficeアプリの全機能が使えていたのにどうして?
マイクロソフトのサポートに電話して「元のようにローカルアカウントでも書類の作成、編集ができるようしたいのですが、どうすればいいですか?」と聞いてみた。
通常(サブスクリプション製品は)それぞれのユーザーがOfficeにサインインしていないと使えません。
とのこと。
う〜ん、再インストールする前は普通に使えてたんだが……
マイクロソフトWebサイトのサポート情報によると、
Microsoft アカウント、または職場または学校アカウントを Office に関連付けることで、Microsoft はユーザーが正当な Office ライセンスを所有していることを確認します。 自分のアカウントを Office 製品に関連付ける方法は、お持ちの Office 製品と入手方法によって異なります。 この関連付けは、Microsoft 365サブスクリプションおよびサブスクリプション以外の Office 2016 および Office 2013 製品にのみ必要です
デバイスで Office を使用する各ユーザーは、Microsoft 365 に関連付けられたアカウントを所有している必要があります。
ということらしいので、Microsoft 365サブスクリプションでは、ローカルアカウントにおいてOfficeにサインインしていない状態では、
そもそも使えない
のが正しい挙動のようだ。
いままで3年間、顧客への慈愛あふれる Microsoft 365 Personal 認証システムの良質なバグ(?)のおかげで、たまたま使えていただけというオチ(認証システムをリバースエンジニアリングしてクラックしたとか、高度な技術を駆使してライセンス認証を回避したわけではない)。
関連記事: 「Office 365 Solo あふれるライセンス」
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