2015-11-19

写真アプリケーションの自動起動をOFFにしたい

モバイルデバイスをいくつも持っていると充電器でコンセントが埋まってしまう。

Mac mini Server 本体のUSBポートが4つも空いているので、これを充電専用として使えば良いではないかと思い付いたのだが、困ったことが……

iPhone, iPad, iPod touch などのiOSデバイスをMacに接続すると、iTunesや写真(/Applications/Photos.app)アプリケーションが自動的に起動してしまい、鬱陶しいことこの上ない。充電したいだけなのに余計なお世話である。

iTunesの場合、環境設定の「デバイス」にある「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」チェックボックスにチェックを入れておけば勝手に起動させないようにできる。

写真アプリケーション(やイメージキャプチャ)は個別のデバイスごとに起動する/しないを選べるのだが、iTunesのように接続されたデバイスに関わらずアプリケーション自体を起動しないようにする設定項目が見当たらない。

MacとiPhoneを一台ずつしか持っていないような普通のユーザーなら問題ないのだろうが、MacもiOSデバイスも複数台所有していて、しかもOSを頻繁にクリーンインストールしなおすようなユーザーはこれでは使い勝手が悪い。

OSを入れ直すたびに、十数台あるiOSデバイスを1個ずつ接続しては除外する操作を繰り返せというのか?

面倒なのでアプリケーションを丸ごと削除しようとすると「OS X で必要なため、変更または削除できません。」と怒られる。 いままで気付いていないかったが Mac OS X 10.7 Lion 以降、OSに標準で付属するアプリケーションはFinderからは削除できないようだ。

最初の話に戻って Mac mini Server を充電器として使う場合、よく考えたら、サーバーはヘッドレス運用(ディスプレイもキーボードもマウスも付いていない)で、普段は誰もログインしていない。よって、なんら設定を変更しなくてもiTunesや写真アプリケーションが起動することはない。悩む必要はなかったのだ。

しかし、サーバー機以外では問題は解決していない。 アップルちゃん、何とかしてよこのUI/UX。


どうやら写真アプリケーションにも自動起動を無効化する隠しオプションがあるようだ。defaultsコマンドを使えば設定できる。

$ defaults -currentHost write com.apple.ImageCapture disableHotPlug -bool YES

用意してるんだったらGUIからも設定できるようにしといてくれよ。まったく。

0 件のコメント:

コメントを投稿