2020-12-03

Mac mini に最適なキーボード

Mac mini (2018) に合わせて、新しいキーボードを購入した。

HHKB Professional Classic 英語配列/墨 (PD-KB401B) だ。USB-Cポートだけのシンプルなモデル。キーボード裏のディップスイッチ (DIP switch) の設定で、Macモードに切り替えられる。

Macで使うときはSW1はOFF、SW2とSW6をONにしておくとよいだろう。SW6は「Power Saving Disabled」で、これがOFFのままだとキーを押してもスリープ解除できない。古いHHKBでは「Wake Up Enable」と表記されていた(こっちのほうが分かりやすい)。

Mac miniを使っているプログラマーに、おすすめのキーボードである(一般ピーポーには勧めない、値段が高すぎる)。

これまで愛用していた初代 Happy Hacking Keyboard Professional (PD-KB300) が、くたびれてきたということもあって新調してみた。 新しいほうは、やたらとタッチが軽く感じる。押下圧もストロークもカタログ上は同じはずだが……

昔話をすると、初代HHBK Professionalに変える前に使っていた、お気に入りのキーボードは Apple Extended Keyboard II だった。デカくて、(押下圧も重量も)重くて、うるさいキーボードなので、今時のオフィスで使うと嫌われるだろう。接続方式は ADB (Apple Desktop Bus) というアップル独自のもの。USBが普及する前のMacではキーボード、マウスの接続にこのインターフェイスが使われていた。Mac本体からADBがなくなりUSBだけになってからも、好事家はUSB-ADB変換器を使って、しばらくはApple Extended Keyboard IIを使い続けていた。

接続がUSBになってからというもの、アップルが出してくる純正のキーボード、マウスはひどいデキだったので、代わりになる良いキーボードを探し求めて、巡り合ったのがHHKB Professionalであった。以来、十数年、HHKBを愛用している。

アップルが流行らせた(?)アイソレーションキーボードというやつも嫌いだ。見た目だけのデザインとしてはかっこいいのかも知れんが、打ちにくいだろソレ。

さりとて、若い頃は超高速打鍵を誇った私も、寄る年波には勝てず、入力速度が落ちてミスタッチも増えてきた。じゃによって Microsoft Wired Keyboard 600 みたいな2,000円もしないキーボード(これはこれで別の意味でおすすめ)を使っても大して作業効率は変わらんわけで、昔ほどこだわりはない。

ただ、高級キーボードのほうがタイピングしていて気持ちいい。打鍵感が心地よく手に馴染むほうがストレスが少なくて、長生きできるかも知れん(しなくていいけど)。

文系未経験から数ヶ月のプログラミングスクール通いでエンジニアになったばかりのあなたも、これさえ買えばフルスタックエンジニア!(に見える)さあ、買おう。すぐ、買おう。

ちなみに、おすすめマウスは「ロジクール マウス M100r」ね。安物なので2〜3年でボタンやホイールにガタがくるが、定期的に買い換えればよい。

古いモデルの M110 のほうが良かったんだがもう売られていない。

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