macOSには「探す」('Find My.app')という面白いアプリケーションが付属する。 「探す」アプリを使って、自分が所有しているAppleデバイスや、忘れ物防止タグ (Apple AirTag) を探したり、友達がどこにいるかを見つけたりできる。
アクティベーションロックがかかっているデバイス一覧にも使えて便利である。
フツーの使い方をしていれば、システム設定「Apple ID」に表示される同じApple IDでサインインしているデバイスのリストと、探すアプリの「デバイスを探す」リストに表示されるデバイスの名前は同じになるハズだ。
先般、MacBook AirをmacOS Sonoma 14にアップグレードしたところ、奇妙なことに気が付いた。 同じMacについて、システム設定「Apple ID」に表示されるデバイス名と、「デバイスを探す」リストに表示される名前が異なっているのだ。
このMacBook Airのコンピュータ名は「macbookair1」に設定されているのに、「デバイスを探す」リスト上では「anymac」になっている。
「anymac」という名前は、アップグレードする3週間くらい前に一時的に使用した覚えがあるが、なぜ今、突然、その名前になるのじゃ? わけわからん、一体全体どういうルールで変更されてるわけ? 意味不明な挙動である。 名前が違うだけでなく、デバイス上で「サウンドを再生」することもできない。
コンピュータ名に変更を加えてみたり、位置情報をオン/オフしてみたり、Macを探すをオン/オフしてみたりしたが、「デバイスを探す」リスト上の名前は変わらない。 う〜ん、通常、ローカルのコンピュータ名を変更したら、リスト上の(アップルのサーバーに登録されている)名前も、それに同期して変わるもんだが。
“It just works”
Sonoma 14.0に何らかの不具合があるのかもしれない、アップデートで改善されるかも、と思い1ヶ月以上待っていたが、14.1にアップデートしても14.1.1になっても「anymac」のままだ。
“It just works”
しびれを切らして、「探す」アプリのリストから「このデバイスを削除」してから、MacBook AirにmacOSをクリーンインストールし、Apple IDでサインインし直して、「Macを探す」をオンにしたら、ようやく正しい名前が表示されるようになった。
“It just works”
気持ち悪いので、きっちり同期するようにしてくれんかな。> アップルちゃん。
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