重箱の隅を突く話。
先日、知人Y氏からMacのメールが受信できなくなったのでヘルプミーという連絡があり、サポートに向かって、なんとか事態は収拾できた。そして、そこで、面白い発見をした(長年Macを使っていても、案外気が付かないことがあるものだ)。
なんとY氏はメールを削除する際に「deleteキーだけ」を使っているではないか!?
メール (Mail.app) を開き、リストからメールメッセージを選択して、編集メニューをプルダウンすると、そこに書かれているショートカットキーのコンビネーションは、
command+delete
である。
なのに、なぜ、「command+deleteキーの組み合わせ」ではなく、「deleteキーだけ」で削除できるの〜?
メールユーザガイド(ヘルプ)の『Macの「メール」でメールを削除する』には次のように書かれている。
「メール」ツールバーの 削除ボタン をクリックするか、Deleteキーを押します。
command+deleteキーを押します とは書かれていない。
コマンドキーなんかいらんかったんや……
要するにメニュー項目「削除」のキーボードショートカット表示は間違っているのだ。
command+deleteキーでも削除できるので間違っていないとアップルは強弁するかもしれんが、command+deleteキー押下とdeleteキー単体の押下を区別できてないのはUIとしてアカンやろ。
他のアプリ(Finderやメモなど)はちゃんと区別してるぞ。一貫性がないんかい!
私は、いまの今まで10年以上(いや20年以上にわたってか?) command+ delete キーを押下してメールを削除してきた。
無駄にcommandキーを擦り減らしていたのだ。 間違ったショートカットを表示し、必要もない打鍵を誘発してウチのキーボードの寿命を縮めたアップルの罪は大きい。
反省して、直ちに修正してもらいたいものである。

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