2015-10-19

Mac mini (Early 2006)にWindows 10をインストール

5年前に購入したEee PCにWindows 10がインストールできることが分かったので、さらに10年近く前に買った古〜い Mac mini (Early 2006) にも新規インストールできるのか試してみることにした。以下その記録。

Mac mini (Early 2006)は内蔵HDDの容量が少ないし、新しいOS Xは動かないので、Windows専用機とする。 Mac OS Xはインストールせずに、Windowsのみ利用するようにセットアップするということだ。

Mac OS X 10.6 Snow Leopard(DVD) と Windows 10 Home 通常版(USBフラッシュドライブ)の2点を用意する。

最新OSであるWindows 10のパッケージの入手が容易なのは当たり前として、なんと、2015-10-19現在、アップルはMac OS X 10.6 Snow Leopardの販売を続けている。まだ廃盤になってないので普通に注文すれば手に入る。

それでは、インストールを始めよう。内蔵HDDを初期化するので、消えては困るデータがある場合は事前にバックアップしておくこと。

  1. Windows 10のインストールメディア(USBフラッシュドライブ)を接続する。
  2. 電源を入れ起動音がしたらStarup Managerが表示されるまでoptionキーを押したままにする。
  3. Mac OS X Install DVDを挿入して、ディスクアイコンが表示されるのを待つ。
  4. Mac OS X Install DVDを選択してブートする。

Mac OS X インストーラーを起動したら「ユーティリティ」メニュー>「ターミナル...」を選択して、ターミナルを開き、コマンドラインから次のような操作を行う(内蔵HDDを空の状態にして、Windowsインストールメディアを起動デバイスに設定し、再起動する)。

# diskutil unmountdisk disk0
# dd if=/dev/zero of=/dev/rdisk0 count=34
# bless --device /dev/disk2s1 --setBoot --legacy --nextonly
# # /dev/disk2s1 の部分は実際のWindow 10インストールメディアの
# # パーティションに合わせて変更すること。
# reboot
  1. Windows Boot Manager画面が表示されるで32bitを選ぶ。
  2. Windows セットアップ画面の指示に従ってインストールを進める。

Windows セットアップによる最初の再起動で、再びMac OS X インストーラーが起動してしまうので、ターミナルを開き、コマンドラインから次の操作を行う(Windowsをインストール中のデバイスから起動するように指定し、再起動する)。

# bless --device /dev/disk0s2 --setBoot --legacy
# # /dev/disk0s2 の部分は実際の内蔵HDDのWindow 10が
# # インストールされるパーティションに合わせて変更すること。
# reboot

Windowsのインストールが再開されるので終わるまで待つ。 インストールが完了してログオンしたら、デバイスの設定や更新プログラムの適用が終わるまでしばらく何もせずにそっとしておく。 お茶でも飲んで休憩し、頃合いを見てBoot Campをインストールする。

  1. Boot Campディスク(Snow Leopard DVDの別パーティション)の中にある Boot Camp フォルダーを開いてその中の setup を実行する。
  2. 「Boot Camp を使用するには、コンピュータが Windows XP Service Pack 2 または Windows Vista で動作していることが必要です。」と怒られるので一旦終了する。
  3. 終了後、プログラム互換性アシスタントが表示されるので「互換性の設定を使用してインストールする」を選択する。
  4. Boot Camp インストーラーが使えるようになるので指示に従ってインストールする。
  5. Boot Campのインストールが終わったら再起動する。

DVDに含まれるBoot Campはそのままだと、とても古いのでアップデートする(アップデートしたところで、この機種用のBoot Campは 3.3 が最終版であり、Windows 10には対応していないため誰も動作保証してくれないので、気休めにすぎないのだが)。

  1. Apple Software Update を実行する。
  2. Boot Camp 更新プログラムとApple Software Update自体のアップデートが表示されるのでインストールする(他のものは入れなくてもいいだろう)。
  3. アップデートのインストールが終わったら再起動する。

Apple Software Updteに頼らず、自力でアップルサイトからBoot Campのアップデートパッケージを探し出してダウンロードし、個別にインストールする手もある(Apple Software Updteは、なぜか Boot Camp 更新プログラム 3.3 - For Windows を見つけてくれないので、むしろそっちのほうが良いかもしれない)。

以上、最初期の Intel Mac mini にもMicrosoftの最新OS Windows 10がインストールできてしまった。このMacじゃAppleの最新OSである OS X 10.11 El Capitan(どころか OS X 10.7 Lion以降)は動かないというのに、古いものを大切にする姿勢が素晴らしいぞマイクロソフト。

Intel Core Solo 1.5GHz RAM1GB HDD60GBという貧弱なスペックで、最近のPCに比べれば、もっさり感満点ではあるが、一応動いているようだ。気のせいかもしれないがWebブラウジングとかWindows 7のときより快適に思える。これで、あと10年は戦える(かもしれない)。

5 件のコメント:

  1. こんな内容のサイトをずっと探してました!!
    MacBook2007Lateにて試してみようと思います!
    ありがとうございますー

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  2. MacBookへのインストールは、Mac miniへのインストールより難易度が高いです。うまくいくといいですね。幸運を祈ります。

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  3. うまくできませんでした。。。
    コマンド通りにハードディスクを空にしてWindowsをBootさせたのですが、再起動するとアップルのロゴ→ディスクに「?」マークの繰り返しです。
    どこが間違ってるんでしょうかねー。。。
    usbメモリはdisk2s1で筆者様と同じでした。

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  4. 追伸

    windowsのインストールUSBはMicrosoftでISOファイルをダウンロードしてきたものです。
    これが原因なのでしょうか?
    一応他のwindowsマシンなら起動ができているものです。

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    1. そうですね。ISOファイルからUSBメモリーを作ってインストールだとさらにハードルが高いです。とても古いMacだとCPUは Core 2 Duo でもBoot Campは32bitにしか対応していなかったりします。

      Windowsインストール用のUSBメモリーの作り方は http://blog.ukixa.com/2016/06/create-windows-install-usb-on-mac.html とか http://blog.ukixa.com/2015/10/hybrid-install-media.html とかを参考にしてみてください。

      DVDドライブが使える場合は、USBメモリーじゃなくDVDのインストーラーを使った方が簡単かも。
      MacBook (13-inch, Late 2007) だと、こっちの記事 http://blog.ukixa.com/2015/10/macbook2008-windows-10.html が状況が近いかな?

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