2010年12月24日に日本通信から発売された「お小遣いで持てるスマートフォン IDEOS」付きb-mobile SIMを購入した。
このIDEOS、amazonに注文を入れたとたんに、華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)から「日本通信のIDEOSは輸入品だからサポートしないよPocket WiFi S(S31HW)なら面倒見るけどね」という発表があったりして一瞬動揺したのだが、別に故障しなけりゃ問題ないでしょとそのまま商品の到着を待った。なんだかイヤな予感がしなくもなかった。
数日後、商品到着。
マーフィーの法則にしたがってか、電源を入れた直後、液晶画面の右下付近に妙に明るいドットが目につく。欠陥画素?
初期不良なら交換してもらいたいが、問い合わせようにも世間は正月休みなのでしばらく我慢して、年明けて7日にbモバイル・ヘルプデスクに電話してみた。ヘルプデスクの担当者さんの話では「ファーウェイの保証規定によりドット抜けが3つ以上でないと無償交換には応じられない」んだそうな。
確かに他のメーカーでも液晶パネルの全ての画素が完全であることを保証してはいない。少し不良があってもカンベンねと言っていることくらいは存じ上げております。
が、このくらい小さいディスプレイなら欠陥画素1つでも良品と交換してくれるだろうと勝手に期待していただけに残念。たったの320x240ピクセルしかない小さな液晶画面に3つも欠陥画素を作り込む自信があるとは Huawei Technologies Co., Ltd. おそるべし。
今まで何台もの液晶ディスプレイやノートパソコンを購入してきたが、はじめから欠陥画素のあるLCDに当たったことはない。他にAndroidデバイスが2台(Galaxy Sは液晶じゃないけど)、iOSデバイスも6台あるが、いずれも不良はない──年末最後のスマートフォンでハズレを引いたにもかかわらず、年末ジャンボ宝くじが当たらなかったのはなぜじゃ〜──と、関係ないところに怒りの矛先を向けて欠陥画素は忘れることにした。
- IDEOS雑感
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- テザリング、アクセスポイントモードが使える。b-mobile WiFiも持っているがIDEOSのほうが設定しやく作動状況がわかりやすい。
- microSDカードが付いてない。そもそも付いてないのが当たり前とも言える。
- FMラジオが聞ける。FMラジオなんて聞いたの何年ぶりだろう。NHK-FMは入るが地元JOEU-FM 79.7MHzは聞けない(グローバル仕様)。
- なんか妙に電池の持ちが悪い。b-mobileサイトには待ち受け約230時間とあるが、ほとんど操作しなくても1日持たない。標準のウィジェットとかバックグランドデータ同期が悪いのか? 音声通信なしのSIMだから?
- QRコードスキャナーが使えない。カメラのピントが合わない。
- 指紋付着低減処理されていないのか、やたらと指のあとが付く。
いろいろと問題ありだが、とりあえず、QVGAの小さな画面でのAndroidアプリの互換性検証と3G Wi-Fiルーターに使うのが主な購入目的だから、これでいいのだ。
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