え〜、D様へ業務連絡です。MIDIファイルからJETファイルを作成するためのユーティリティ「JetCreator」を起動する方法をお知らせします。先日は開発ツール(XcodeとかEclipse)をインストールしていないと動作しないと申し上げましたがウソです。無くても動きます。
- JetCreatorのインストールと起動
JetCreatorを起動する手順を説明します。
- QuickTime 7が入ってなければ入れてください。QuickTime XはMIDIファイルを開けません。
- http://developer.android.com/sdk/index.htmlからMac OS X用のAndroid SDKをダウンロードします。この文書を書いてる時点ではandroid-sdk_r09-mac_x86.zipが最新です。
- zipファイルを伸張・展開すると「android-sdk-mac_x86」というフォルダができるので、それをデスクトップに移動します。
- ターミナルから次のコマンドを実行するとJetCreatorが起動します。
$ cd ~/Desktop/android-sdk-mac_x86/tools/Jet/JetCreator $ python JetCreator.py
こんだけ。なんですが、最近のMacだと起動時に、ImportError: /System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.6/Extras/lib/python/wx-2.8-mac-unicode/wx/_core_.so: no appropriate 64-bit architecture (see "man python" for running in 32-bit mode) といって怒られると思うので、次のコマンドを実行してください。一度だけ実行すればいいです(スクリプト言語Pythonが32ビットモードで動作するように設定を変更します)。
$ defaults write com.apple.versioner.python Prefer-32-Bit -bool yes
元に戻したいときは -bool yes の部分を -bool no にします。
- JetCreatorのマニュアル
JetCreatorのマニュアルは、http://developer.android.com/guide/topics/media/jet/jetcreator_manual.htmlにあります。残念ながら英語です。
変換結果をシミュレートするだけなら、「New」して「Add」してSegment Nameを入力してから、MIDI File入力欄の右側にある丸っこいボタンをクリックしてMIDIファイルを選択してセグメントを追加するだけで再生できるようになります。
最初にフォルダを作って、素材のMIDIファイルを入れておき、JetCreatorの書類(.jtc, .jet)もそこにまとめて保存すると良いでしょう。
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