2021-06-01

iCloud写真をオンにできない

Googleフォト (Google Photos) で提供されていた無料の高画質・容量無制限サービスが終了した。グーグル様によると、

2021 年 6 月 1 日より、Google フォトにバックアップした新しい写真や動画はすべて、保存容量を使用するようになります。

じゃそうな。う〜む、残念。写真以外の画像を保存するサービスとしても便利に利用していたのに。

そういえばMacにも写真をiCloudに保存する機能があったことを思い出した(わざとらしい展開)。 さっそく、普段あまり使わないこの機能を試すべく macOS Big Sur 11.4 のシステム環境設定「Apple ID」>「iCloud」を開き「写真」の同期をオンにしようとしたのだが……

ライブラリを確認中…

と表示されるばかりで、チェックボックスを何度クリックしてもオンにならない。

別のパターンとしてチェックボックスをクリックすると、

“iCloud環境設定”でアカウントの変更が求められています。パスワードを入力して許可してください。

と表示されることもある。これまた、正しいパスワードを入力しても効果がなく何度やってもオンにできない。 無限にパスワード要求ダイアログボックスが表示される。

何が悪いのやら、原因がさっぱり分からない。ユーザーへの適切なフィードバックを欠く不親切極まりないUIではないか。これがAppleの考える最高のUXなの?

アップルのサポートに電話して聞いてみた。 写真アプリケーション (Photos.app) 側の環境設定「一般」で「システムフォトライブラリとして使用」をクリックすればトラブルを解消できるとのこと(ここ数年、アップル製ソフトウェアは雑な作りが目につくが、サポートはとても親切丁寧である)。

写真アプリケーションの環境設定「iCloud」に、

“写真”のiCloud機能はシステムフォトライブラリのみで使用可能です

と表示されている場合、システムフォトライブラリが無効になっている。 この状態だとシステム環境設定「Apple ID」>「iCloud」で「写真」の設定を変えようとしても、前述のような珍妙な挙動になるようだ。

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