メインで使っているiMacのOSを Big Sur 11.4 にアップグレードし、いろいろと動作をチェックしていたときのこと。 Finderの検索結果表示がおかしいことに気がついた。
数ヶ月前にアンインストール済みのアプリケーションソフトウェア (Dropbox) の設定ファイルを削除しようと ~/Library/Preferences フォルダを開いて、キーワード「com.dropbox」でフォルダ内を検索し、該当ファイルを削除(ゴミ箱に入れる)したのだが……
あれ? 削除されない? なぜ削除できないの?
確認のためゴミ箱を開いてみると、削除したい項目はちゃんとその中に入っている。
しかし、Finderの検索結果ウインドウには、そこにはないはずのファイルが表示されたままだ。リストから消えない。
正常な動作(ユーザーが期待する動作)は「検索結果のリストからゴミ箱へ移動した項目が消える」である。 もう、その場所にはないのだから。
~/Library/Preferences フォルダ以外にも /tmp (/private/tmp) フォルダでも怪現象は発生する。 近頃のmacOSは、こういう細かいところでユーザーへの的確なフィードバックが行われない雑な作りが目に付く。
OSバージョンを遡って調べてみたところ、この現象は OS X Mountain Lion 10.8 あたりから発生する。 Mac OS X Lion 10.7.5 では起きない。最近ではなく、かなり昔からの不具合だったようだ。 そういえば、以前にも同じ現象に遭遇したような気がする。
この気持ち悪い挙動、直してくれんかね。と、アップルに要望を伝えておいた。 問題がある点は認知してもらえたようなので、修正されるのを楽しみに待つことにする。
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