近頃、美しい国では、極右のお友達がいるオバちゃんが、なんちゃって保守政党の総裁選に立候補して大人気らしい。大東亞戰爭の終結から76年もたつのに、いまだにこれである。こんなのが保守とは、三島由紀夫が割腹したくなるのも無理はない(いつの話や)。まあ、多くの國民が望んだ結果こうなってるんだから、これでいいのだろう。
「いまだにこれ」「相変わらず」と言えば、Macの日本語検索(Spotlight検索エンジン)も、登場してからかれこれ長い歴史をもつが、まともに動作しない。
同じキーワードで検索しても、それを含む同一の書類がヒットしたりしなかったり、はたまた、まるで関係のない書類が検索結果に表示されたり。しかも結果がころころ変わって、おかしな状態を再現するのが難しいのでバグを報告しにくい。
macOS Big Sur 11.5.2で再現性のある手順を発見した。次の通りに実行してみよう(新規ユーザを作成して試すほうがよい)。
メモ (Notes.app) を開いて、新規メモを作成する(ファイルメニュー「新規メモ」を選択するか、ツールバーの「メモを作成します」アイコンをクリック)。
メモの内容として次の文章をコピペする。
ドコモオンラインショップの申し込みフォームはとても分かりにくい。年寄りは実店舗に行ったほうがいいだろう。おっと、ドコモの悪口はそこまでだ。
もう1枚、追加で新規メモを作成する。
メモの内容として次の文章をコピペする。
Core ML とか Vision Framework
Vision FrameworkはCore MLの上のレイヤー。
Vision Framework はバーコードを認識できるってか。
次のキーワードで「メモリスト検索」を実行する。
ドコモ
検索結果として、キーワード「ドコモ」を含まない2枚目のメモまでヒットする。
大間違いのイカれた挙動である。
これは、キーワードを含まない書類まで誤ってヒットするパターンだが、 もっと困るのは、キーワードを含む書類がヒットしないパターンだ。
あるはずのファイルが見つからない現象は、かつて関連記事「SierraのFinder検索がひどい」で取り上げた。それから4年経ったが、検索結果はデタラメなままだ。
千代に八千代にこれで行くのかアップルちゃん。直したらどうなの。
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