Mac mini (2018) + macOS Monterey 12.4 のマルチディスプレイ環境において、ログイン画面が予期せぬディスプレイに表示される現象に悩まされている(Big Surの時代から既に変だったのだが)。
1台目のディスプレイをHDMIポートに、2台目のディスプレイをUSB-Cポートに接続しており、macOSの環境設定「ディスプレイ」では2つのディスプレイが左右に並んで表示される。
ここでは、環境設定「ディスプレイ」でメニューバーを配置している1台目(右側)のディスプレイをメインディスプレイ、2台目(左側)をサブディスプレイと呼ぶことにする。
実際の使用状況としては、メインディスプレイを机の中央に置き、サブディスプレイをその左側に、Mac本体を右側に配置している。サブディスプレイは取り外して別のMacに接続することもある。
こういう使い方なので、Mac起動時のログイン画面は常にメインディスプレイに表示されてほしい。ところが、なぜだかサブディスプレイに表示されてしまうのだ。
設定方法を調べようと、環境設定「ディスプレイ」の右下に表示されるクエスチョンマーク(?)のアイコンをクリックすると、
選択したコンテンツは現在利用できません。
と、表示されるだけでヘルプが利用できない。ディスプレイが1台だけのときは表示されるのに。マヌケである。
アップルのサポートに電話して「ログイン画面が表示されるディスプレイを指定する方法は?」 と、聞いてみた。
そのような設定項目はありません。ログイン画面がどのディスプレイに表示されるかを明らかにした資料も存在しません。
とのこと。
これまでの経験則からいって、環境設定「ディスプレイ」でメニューバーを配置しているディスプレイにログイン画面が表示されるのが常識的なUI/UXだと考えるが……
ちなみに、Boot Campで動作するWindowsのディスプレイ設定では、HDMI接続(右側)のディスプレイに対し「これをメイン ディスプレイにする」よう設定しておけば、ちゃんとメインディスプレイにサインイン画面が表示される。
Windowsのほうが期待通りに動作する。Mac mini (2018) って、どこの会社の製品だったっけ?
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