I様へ、業務連絡です。
アップルはやたらと最新OSを使えと言ってきますが、古いMacでは、無闇にアップグレードすると不幸な目にあうことがあるので、アップグレードはせずにアップデートだけ実行することをお勧めします。
アップグレードとアップデート、何が違うの? と、疑問を持たれると思うので解説しましょう。
macOS Ventura 13 から macOS Sonoma 14(あるいはmacOS Sequoia 15)のようにバージョンの一番最初の数字が変わる大幅な更新がアップグレード、macOS Ventura 13.0 から macOS Ventura 13.1 のようなバージョンの2番目以降の数字だけが変わる小幅な更新はアップデートと呼んで区別しています。
この記事を書いている時点でのmacOS最新バージョンは Sequoia 15.3.2 です。現在、お手持ちの古いMacには macOS Ventura 13 がインストールされていると思います。
これを Sequoia 15 にアップグレードすることなく Ventura 13.7.4 にアップデートする手順を説明します。 (ダウンロードするファイルのサイズやインターネット接続環境にもよりますが、アップデートには20分〜30分くらいかかりますので時間が空いているときに実行してください。)
アップル(画面左上のリンゴのアイコン)メニュー「システム設定…」を選択します。
システム設定のウインドウが表示されるので、サイドバーの「一般」をクリックし、一般の選択項目の中にある「ソフトウェアアップデート」をクリックします。 (サイドバーの「ソフトウェアアップデートがあります」をクリックしても同じです。)
「アップデートを確認中…」と表示され、しばらく待っているとそのMacに適用可能なアップデート項目が表示されます。
その他の利用可能なアップデートの下の方の位置にある「詳細情報…」リンクをクリックします。分かりにくいですね。 ※目立つ位置にある「今すぐアップグレード」ボタンをクリックしてはいけません。
アップデート項目のリストが表示されますので「今すぐインストール」をクリックします。
ソフトウェア使用許諾契約が表示されるので「同意する」をクリックします。
ソフトウェアアップデートのダウンロードが始まります。 ダウンロードが完了すると、自動的にインストールされます。 インストールが完了するとMacが再起動します。
無事にいつものように起動したら、アップルメニュー「このMacについて」を選択して、アップデートされたバージョンになっていることを確認します。
もう一台の新しいMacのほうも、アップデートはしてくださいね(アップグレードはしなくてもいいですけど)。 特にセキュリティアップデートは必ず適用してください。
うまくいかないようなら(困ったことがあれば)ご連絡ください。
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