2025-10-12

夜間にアップデート…… されない

macOS Tahoe 26.0がリリースされてから2週間、最初のアップデート 26.0.1 が提供された。

システム設定「一般」>「ソフトウェアアップデート」でアップデートを確認していて、ふと気になったことがある。ここに「夜間にアップデート」ボタンが付いたのって割と最近のバージョンからだよな。 (インストールを「夜間に行う」選択肢は OS X Mavericks 10.9 からあるけど。)

そういえば、生まれてこの方、この夜間にインストールする機能を使ったことがない。

よし、やってみよう! ポチッとな。と、興味本位で試してみたのだが……

2日たっても3日たってもインストールされる気配がない。

今夜、アップデートされます

アップデートがスケジュール設定済みです

と、表示されてるんだがな。 お前のいう今夜ってのはいつなんだよ?

エラーが報告されるでもなく、単に実行されない。 何が悪いのだろう?

2025-10-02

「アップデートが入手可能」が鬱陶しい

macOS Tahoe 26がリリースされてから2週間ほどたったところで、最初のアップデートがやって来た。 ソフトウェアアップデートがあると画面上に通知が現れ、システム設定アプリのDockアイコンやサイドバーに赤丸の中に数字が入ったバッジが表示される。

そんなの普通じゃん、と、思うかもしれないが、困ったことに、これらは 自動アップデートの設定をすべてオフにしていても表示される のだ。

こういうアップデート(アップグレード)の押し付けが激しさを増したのは macOS Mojave 10.14 あたりからだ。 以前は、コマンドによる設定で、こうるさい通知「ソフトウェアアップデートがあります」を無効化できていたのだが、今はできない。

2025-09-24

スクリーンセーバの開始前にディスプレイがスリープ状態になります

重箱の隅をつつく話。

macOSをクリーンインストールしてから、スクリーンセーバを設定しようとすると奇妙な警告メッセージが表示されていることに気が付くだろう。

スクリーンセーバの開始前にディスプレイがスリープ状態になります。
この設定はロック画面設定で管理できます。

(デフォルトでは)スクリーンセーバ開始までの待ち時間が20分なのに、ディスプレイをオフにするまでの待ち時間が10分に設定されているためだ。

2025-09-22

Apple Account の残高が消滅!?

macOS Tahoe 26がリリースされたので、クリーンインストールしてMacを設定し直している。

アプリを追加インストールするため、Mac App Store ('App Store.app') を開くと、なんだか、違和感が…… ウインドウ左隅にあるアカウントアイコン付近の表示がなんだか寂しいのだ。

そう、いつも表示されているはずのApple Accountの残高表示が消えている。 おかしいな、41,620円残っているはずなのに。

2025-09-20

macOS Tahoe 26 重箱の隅をつつく

2025年9月16日、macOS Tahoe 26がリリースされた。

Liquid Glassと呼ばれるまったく新しいデザインが導入され、アップルのすべてのプラットフォーム (OS) においてデザインの統合がはかられた(わたしゃ、フラットなデザインのほうが好きなのに)。

近年、アップルはmacOSのUIを、どんどんiOS(というかiPadOS?)に寄せてきていたので予兆はあったわけだが、iOSやiPadOSとUIデザインを統合すると聞くと嫌な予感しかしない。デバイスの特性に応じて最適なOSを作ってたんじゃないの?

刷新されたデザインにも、なかなか馴染めそうにない。加えて、昔からMacを使っている年寄りとしては、マルチブート(異なるバージョンのOSをインストールして使い分けられる)、マルチユーザ(複数のユーザアカウントを作成できる)、マルチタスク、マルチウインドウといったmacOSの特性を理解していないヘボヘボな作りになっていくのが我慢ならない。 MacはiPhoneじゃない(macOSはiOSじゃない)んだがね。

おまけにマーケティングの都合が最優先なのか、目新しい機能を次々と追加することにかまけて、細部の仕上がりが雑になっているのではないか。

OSアップグレードにかこつけて、今までまともに動いていたソフトウェアをわざわざ壊すのはやめてくれ〜。 私が気に入って使っている機能ばかりを、狙い澄ましたように廃止するのもヤメて!

アップルにとっては、どうでもいいようなことかもしれないが、HSPな私は、ちょっとした使い勝手の悪さが気になって仕方ない。

指に刺さった小さなトゲのように。

これから、Tahoe固有の不具合(バグ)情報が次々と上がってくるに違いないが、長年ほったらかしのままになっている、へなちょこ挙動も修正してほしいぞ。

重箱の隅をつつくリスト:

  1. Lionのデフォルトは中黒?
  2. iBooksのとても不便なところ
  3. El Capitanのキーボード設定がひどい
  4. El Capitanのディスクユーティリティがひどい
  5. PDFファイルで作るお手軽マルウェア
  6. マウントできるファイルシステムがありません
  7. 文字コードを使って文字を入力
  8. 暦法: ISO 8601
  9. フォルダフォーマットのファイルを開けません
  10. FAT32ボリュームの作成日が1970年1月1日と表示される
  11. ターミナルのアンチエイリアスがOFFにならない
  12. Safariのボケ画像
  13. Sierraの言語と地域がひどい
  14. Finder検索結果の幽霊
  15. イメージキャプチャは健忘症
  16. 足の速い茶色のキツネがぐうたら犬を飛び越えて逃げます
  17. iCloud Driveのファイルが移行アシスタントにより古いファイルで上書きされる
  18. ファイルごとに個別のウインドウで開…… かない
  19. 妙ちきりんなFinderのタグ
  20. Alexはどこへ?
  21. “スリープ”、“再起動”、“システム終了”ボタンを表示できない
  22. Tokyo カッコワルイ
  23. 移行アシスタントで復元するとFinder検索が機能しなくなる
  24. 「プライバシーとセキュリティ」は開かない
  25. ナチュラルなスクロールが不自然
  26. だから、電源ボタンを押したときだけ起動してほしいんだって
  27. タブキーでタブコードが入力できないメモアプリ
  28. 追加はできるが削除はできないWi-Fiネットワークサービス
  29. ようこそMacへ? その画面いらんでしょ
  30. まとめて変更できないショートカットのアイコンとカラー
  31. Finderはデータボリューム名を自動変更しない
  32. ディスクユーティリティの消えたセキュリティオプション
  33. Apple Account の残高が消滅!?
  34. スクリーンセーバの開始前にディスプレイがスリープ状態になります
  35. 「アップデートが入手可能」が鬱陶しい

なんとか、直してくれんかな、頼んまっせ。> アップルちゃん

2025-09-18

Mac App StoreにmacOS Tahoeがない!?

2025年9月16日、macOS Tahoe 26.0がリリースされた。

システムのクリーンインストールが大好きな私は、いわゆるmacOSの起動可能なインストーラを作成するべく、macOS Tahoeのフルインストーラを入手しようとしたのだが……

Mac App Storeでキーワード「macOS Tahoe」を打ち込んで検索してもインストーラアプリ「macOS Tahoeインストール」が出てこない。「macOS Sequoia」や「macOS Sonoma」、「macOS Ventura」はヒットするのに。

アップルのサポート文書「macOS をダウンロードしてインストールする方法」にも(2025-09-17時点では) Tahoe 26 のダウンロードリンクは存在しない。 同じ文書の英語版を見ると、ストアへのリンクがあるべき所に、

Tahoe 26 (use Software Update)

と書かれており、どうやらMac App Storeからフルインストーラはダウンロードできないようだ。 システム設定「一般」>「ソフトウェアアップデート」を使えってことらしい(当然、この方法によるアップグレードではフルインストーラは入手できない)。

2025-08-29

ぼっち・で・ぎっと!

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