イメージキャプチャ (Image Capture.app) は、macOSに標準添付されているイメージ取り込み用ソフトウェアである。カメラだけでなく、イメージスキャナーからの画像入力にも対応している。
ウチでは、プリンターとスキャナーが一体になったいわゆる(低価格)複合機での書類のスキャンに重宝していた。目立たないが便利なアプリケーションの一つだ。
このイメージキャプチャ、macOS Catalina 10.15.7 までは、ウインドウを広げればその位置とサイズを記憶して、次回からアプリケーションを開いたときにはユーザーが設定した使いやすい配置が再現されていた。まあ、Macのアプリに期待されるフツーの挙動といえよう。
ところが macOS Big Sur 11.4 では、イメージキャプチャを起動し直すたびに、ウインドウサイズが初期状態に戻ってしまい、スキャンの前にいちいちウインドウ位置とサイズを調整しなくてはならない(アプリを終了すると開いていたウインドウの位置やサイズを綺麗さっぱり忘れてしまう)。おいおい、25年前のWindowsアプリケーションソフト並みのUI/UXかよ。ヘボすぎる。
なぜ、OSアップグレードにかこつけて、まともに動いていたソフトウェアをわざわざ壊すのか理解できない。
アップルのサポートに電話して「早いとこ直してくれ」と要望しておいた。 いまどきフラットベッドスキャナーなんて使っているユーザーはあまりいないだろうから望み薄かもしれんが。
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