2021-01-17

MercurialからGitへの移行

分散型バージョン管理システム (DVCS) の覇者はGitとなり、2020年6月にはBitbucketまでもがMercurialのサポートを終了してしまった。 かつて Mercurial をメインに使っていたので、手元には過去のMercurialのリポジトリが少なからず残っている。

必要に応じて少しずつGitリポジトリに変換しているのだが、歳をとったせいか、もともと鳥頭なのか、変換方法をすぐに忘れてしまうので、macOS Catalina 10.15.7環境でMercurialリポジトリをGitリポジトリにコンバートする手順をメモしておく。

Mercurial と Git は、バージョンの表現方法がよく似ており、また Git の方が少し柔軟性が高いので、Mercurial から Git へのリポジトリの変換は非常に素直に行えます。変換には "hg-fast-export" というツールを使用します。

——『Pro Git』より

2020-12-21

さよなら Boot Camp

業務連絡です。

このたび、Kindle本『さよなら Boot Camp』を自己出版しました。 Amazon Kindleストアにて販売中です。

→ Amazonの商品ページ『さよなら Boot Camp』を開く

本書は『いまさら Boot Camp』の続編です。前書で取り上げなかった「OS X Lion 10.7 以降が動作する」Intel MacをWindows専用機にする方法を解説します。

  • 『いまさら Boot Camp』= 32ビットの太古のMacに対応
  • 『さよなら Boot Camp』= 64ビットの新しめのMacに対応

のような棲み分けとなっています。

Boot Campアシスタントを使えば、新しめのMacへのWindowsのインストールは簡単ですが、デュアルブートで、使いもしないmacOSに内蔵ストレージの容量を数十ギガバイトも喰われたくないという、そこのあなた、macOSはきれいさっぱり消去してWindowsのみインストールしましょう。

Intel MacにWindows 10だけインストールしたいとき、本書がお役に立ちます。

ぜひ、お買い求めくださいませ。

※この本は、『プログラマのための超手抜きKindle本作法』の手法で制作されています。

2020-12-07

Mac App Store やらずぶったくり

Mac OS X Lion 10.7 と OS X Mountain Lion 10.8 を新規購入した。 なんと、オンラインのApple Storeでまだ販売されている(2020年12月時点)。

この記事を書いている時点の最新 macOS Big Sur に対応した仮想化ソフト Parallels Desktop 16 を買ったので、これを機会に仮想マシンにインストールする古いOSをそろえておこうという算段である。

注文して何日かすると、コンテンツコード(引き換えコード)がメールで送られてくるので、そいつをMac App Storeに入力するとOSインストールアプリケーションが入手できる仕組みになっている。 さっそく redemption code を入力すると、

2020-12-03

Mac mini に最適なキーボード

Mac mini (2018) に合わせて、新しいキーボードを購入した。

HHKB Professional Classic 英語配列/墨 (PD-KB401B) だ。USB-Cポートだけのシンプルなモデル。キーボード裏のディップスイッチ (DIP switch) の設定で、Macモードに切り替えられる。

Macで使うときはSW1はOFF、SW2とSW6をONにしておくとよいだろう。SW6は「Power Saving Disabled」で、これがOFFのままだとキーを押してもスリープ解除できない。古いHHKBでは「Wake Up Enable」と表記されていた(こっちのほうが分かりやすい)。

Mac miniを使っているプログラマーに、おすすめのキーボードである(一般ピーポーには勧めない、値段が高すぎる)。

これまで愛用していた初代 Happy Hacking Keyboard Professional (PD-KB300) が、くたびれてきたということもあって新調してみた。 新しいほうは、やたらとタッチが軽く感じる。押下圧もストロークもカタログ上は同じはずだが……

2020-11-25

さよならDropbox、こんにちはiCloud Drive

ファイルの同期サービスとしてDropboxをやめてiCloud Driveを使うことにした。Dropboxは2019年の春ごろ、無料で同期できるデバイスの数が3台までに制限されてしまい不便を感じていたからである。

Dropboxの同期は他のサービスに比べて賢いので、有料版のDropbox Plusにアップグレードして使い続けるという手もあった。料金も2 TBならiCloud Driveとあまり変わらない(てかDropboxのほうが少し安い)。便利な付加機能があることも考え合わせるとDropboxのほうがおトクとも言える。

2020-11-21

Apple T2と起動セキュリティユーティリティ

「行政手続きのハンコ、99%廃止へ」「霞が関でパスワード付きzipファイルを廃止へ」アレレレ、大人気なんちゃって保守政党が、まともなこと言ってるぞ。気でも狂ったのか。無意味、無駄、非効率、非合理的なことであっても、伝統だ、文化だ、そういう 決まりですから、といって考えもなく万人に押し付けるのが美しい国の正しいありかたじゃなかったんかね。らしくない。

まあ世の中、どうしてそうなってるのか分からないことは往々にしてあるものだ。 Apple T2 セキュリティチップを搭載したMacのセキュリティ設定もそのひとつである。

T2チップを搭載したMacは、デフォルト設定では外部ストレージからシステムを起動することができない。外付けのドライブに異なるバージョンのmacOSを複数インストールしておいて切り替えて使いたい、なんて人はそのままでは困ってしまう。

T2搭載Macのガチガチな出荷時セキュリティ設定は「起動セキュリティユーティリティ」を使って緩めることができる。

2020-11-01

熱がこもるラズパイ公式ケース

Raspberry Piのケースはさまざまなメーカーから発売されているが、オフィシャルとか純正という言葉に弱いので、ラズベリーパイ財団が提供している公式のケースを使っている。手ごろな価格で、デザインも悪くない(Raspberry Pi 1 Model B+、Raspberry Pi 2 Model B、Raspberry Pi 3 Model BおよびRaspberry Pi 3 Model B+には同じケースが使えるが、Raspberry Pi 4 Model Bはケースの形状が異なる)。

The official Raspberry Pi case for Raspberry Pi 4/The official Raspberry Pi case for the Raspberry Pi 3 Model B and Model B+

でも、このケース、割と密閉されているので熱がこもってしまうのだ。

高熱を発することで有名な Raspberry Pi 4 Model B と Raspberry Pi 3 Model B+ で平熱(アイドル時のCPU温度)を計ってみた。

$ vcgencmd measure_temp

基板むき出し裸の状態:

  • RasPi 4B = 38.0 〜 40.0 ℃
  • RasPi 3B+ = 38.1 〜 40.2 ℃