オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。
HP Stream 11-d012TU を購入すると、OneDrive 200GBを2年間利用できる特典が付いてくる。内蔵ストレージの小ささを、これで補えということなんだろう。
そこで、ふと疑問が湧くのだが、OneDriveってローカルストレージのファイルシステムの一部(特定のフォルダー)をクラウド上のものと同期させるタイプのサービスじゃないの? それなら、結局ローカルにも全く同じものが置けるだけの容量(200GB以上)がないと不便じゃないの?
OneDriveについて調べてみると、ネットワークドライブや、ネットワークの場所として利用する方法もあるようだ。そっちのほうがローカルストレージを一切使わないので良いではないかと思ったのだが、試してみると、どうも多分にもっさり感があってしっくりこないので、標準的なファイルシステムを同期させる使い方でいくことにした。
HPのサポートに、HP Stream 11のたった32BGしかない内蔵ストレージとOneDrive 200GBを組み合わせて使うのに最適の設定は? と、尋ねたところ次のようにするといいよ、との答え。
- スタート画面から「OneDrive」アプリを開く。
- チャームを表示して「設定」>「オプション」を開く。
- 「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」をオフにする。
- 「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリック。
- 「PC 設定を開いて他の OneDrive オプションを変更する」をクリック。
- 「ファイルの保存」を表示する。
- 「ドキュメントを規定で OneDrive に保存する」をオンにする。
- その他の設定項目も必要があれば変更する。
つまり、HP Strema 11に搭載されている Windows 8.1 Update に組み込まれたOneDriveでは、まずはクラウド上のファイルやディレクトリー構造の、メタデータ(目録)だけをローカルストレージと同期し、必要に応じてファイルの実体(中身)をダウンロードしてくるように設定できる。
ローカルストレージの容量に不足を感じたら、都度「ファイルをオンラインでのみ使う」をクリックして、一旦すべてのファイルの実体がローカルには存在しない状態にして空きを作り、そのまま普通にPCを使ってれば、必要なファイルの中身だけが自然とローカルに同期されていく、という使い方のようだ。
オジさん、普段はMacを使っているので、ついでに調べたところ「OneDrive アプリをダウンロード」によると、Mac用のOneDriveクライアントは Mac App Store から配布されている。
Mac App Storeのカスタマー評価が低いのが気になったが、とりあえずインストールしてみた。評価が低い理由が分かった気がした。わざわざOneDriveを使ってWindows PCとファイルを同期する必要も感じないので、いままで通りMacではDropboxを使うことにしよう。
そういえば、昔、OneDriveがSkyDriveと呼ばれていたころ、何社かのクラウドストレージ(ファイル同期)系のサービスを比較検討してみて、結局Dropboxに落ち着いたんだった。
わざわざオフにしなくても、クラウド上のファイル総量(必要な領域)が、ローカルストレージ(空き領域)よりも多い場合は、「すべての OneDrive ファイルにオフラインでアクセスする」はオンにできない。
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