オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。
昨日、教材として使う HP Stream 11-d012TU の回復ドライブを作成したが、この回復ドライブを使って起動するにはどうすればいいのだろう。
Macであれば電源投入後、起動音を聞いたらoptionキーを押したままにすることで Startup Manager が表示され、起動ディスクを一時的に変更することができる。
Windows PCの場合は、メーカーによって操作方法が異なるものと思われる。 HP Stream 11の場合は、電源投入後、ESCキーを押すことで次のような「Startup Menu」が表示される。
Startup Menu
F1 System Information
F2 System Diagnostics
F9 Boot Device Options
F10 BIOS Setup
F11 System Recovery
ENTER - Continu Startup
For more information, please visit: www.hp.com/go/techcenter/startup
Startup Menuを経由せず(ESCキーを押さずに)、起動直後にファンクションキーを押下してダイレクトにそれぞれの機能を呼び出すこともできる。
ここで F9 Boot Device Options を選べば、ブートデバイスを一時的にUSBフラッシュドライブ(USBメモリー)に作成した回復ドライブに切り替えられる。
HP Stream 11の「ユーザー ガイド」には、Startup Menuの表示手順について、「コンピューターの電源を入れるか再起動しした後すぐに、esc キーを押します。」と、まあ、さらっと簡単そうに書かれている。
だが、出荷直後は、POST Hotkey Delay (sec) がゼロ(0)に設定されているので、ESCキーを連打しないとタイミングを逃してWindows起動シーケンスが始まってしまう。 オジさんのようにPC初心者で、ESCキー押下のタイミングがつかめない人は、BIOS SetupでPOST Hotkey Delay (sec)を5秒以上に設定しておくといいだろう。
ついでに書いておくと F2 System Diagnostics は、Macでいうところの Apple Diagnostics (かつてのAHT)に相当する。ハードウェアの自己診断機能である。
それにしても、UEFI時代になってもまだ BIOS Setup とか言うのね。 Compatibility Support Module (CSM) を搭載しているみたいだから、そう言っても間違いじゃないという理屈なのかな。「HP回復環境」の詳細オプションでは今風に「UEFI ファームウェアの設定」と表記されてるんだが……
でも、「UEFI ファームウェアの設定」を選んで表示されるのは結局 Startup Menu なので、堂々巡りなのだった。
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