オジさんMacユーザーのWindows PC再入門。
昔は、WidowsでPDF書類を読もうと思ったら、アドビのWebサイトから Adobe Reader (Acrobat Reader) をダウンロードして、別途インストールしなくてはならず面倒だった。HP Stream 11-d012TU に搭載されている Windows 8.1 Update では、標準アプリの Windows Reader がPDFに対応している。Windowsも便利になったものだ。
PDFドキュメントが手軽に読めることは分かったので、リーダーアプリ右上隅に表示されるバツ印(×)タイトル バーの「閉じる」をクリックしてWindows Readerを閉じ、Explorerを使って読み終わったPDF書類を削除しようしたのだが、
「Windows Reader によってファイルは開かれているため、操作を完了できません。」
と、怒られて削除できない。
HPのサポートに、どうしたらいいの? と、尋ねたところ、
「アプリがバックグラウンドに残っているのが原因と考えられるので、タスク マネージャーを開いてリーダーを終了してください。」
との答え。
確かにタスクマネージャーのリストには閉じたはずのリーダーが表示されている。 右クリックしてタスクの終了を選ぶと、いやまあ、ファイルは削除できるようになるんだが……
それは、本来、終了することを意図していないGUIシェル(Explorerとか、Macで言えばFinder)のようなプログラムを無理やり終了させる方法じゃないのかい?
Windows 8が、その使いやすいユーザーインターフェイスで大評判なのは知っているが、ファイルを閉じるために日常的にタスクマネージャーでアプリを終了させなきゃならんようなアホな操作体系がフツーです、なんて、いくらなんでも、ありえんでしょ。
正しい手順は、MicrosoftのWebサイトにある「Windows リーダー アプリ: FAQ」に書かれていた。
開いているPDF書類を閉じるには、サムネイルを表示しておいて、その右下にあるバツ印(×)をクリックする(今見てる書類を閉じるなら Ctrl + W キーを押すほうが早い)。
つまり、「リーダーを閉じる」と「ファイルを閉じる」は別の操作なのだ。
しかも、タイトルバーの「閉じる」は、アプリを 閉じる のであって終了するわけではない。 Windows初心者ならではの勘違いで、オジさんは、リーダー画面を閉じたらすべてのファイルを閉じてプロセスが終了するものだと思っていた。
画面表示されなくなっても(誰も見ていない)ファイルを開いたままプロセスは動作し続ける仕様?によって、いったい、なんのメリットがあるのか理解に苦しむが、ファイルをすぐに削除できなくなるというデメリットがあることだけは確かだ。
Microsoft Webサイトの別の記事「アプリを閉じるにはどうすればよいですか。」によると、
アプリに関連するすべてのプロセスを完全に停止するには、アプリを画面の一番下までドラッグし、アプリがくるりと回転するまで待ってから離してください。
とある。 くるりと回転するまで待つ ところがミソで、回転させないと単に閉じたことになってしまう。タッチパッドでやろうとすると結構難しい操作である。
Alt + F4 キーを押すほうが早い。
驚き最小の原則なんてのを聞いたのはのは、むかしの話。
オジさんのような初心者には難しすぎるよウインドウズ。慣れれば平気なのか?
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