2016-09-25

Kindle for PC ために行きます

Kindle Unlimited サービスが日本で始まってから2ヶ月目、9月も半ばのある日、読みたいKindle本を端末に配信した後のWeb UIに、奇妙なボタンが表示されるのに気がついた。

Kindle for PC ために行きます

「ために行きます」って、何をためるんだ? 行きますって、どこへ行くんだ? 意味がわからない(Macだと「Mac 用 Kindle ために行きます」になる)。

以前、「Kindle for Mac 分身の術」という記事でもエラーメッセージが機械翻訳のようで不自然だと書いたが、それと同じ問題だろう。海外で開発していて、日本語が達者なスタッフによるチェックをしていない?

amazon.co.jp のカスタマーサービスに連絡して、ヘンテコなボタンが表示されるんだけどこれはなに? 日本語になってないので、直してはどうですか? と提案したところ24時間たたないうちに「Kindle for PC を開く」に修正されていた(Kindleアプリケーションを起動するボタンだった)。

今回は素早い対応だったが、Kindle Unlimitedサービス開始当初から指摘しているWeb UIの問題点はまだ直っていない。

Kindle for Mac 分身の術」で指摘した Kindle for Mac/PC アプリケーションがクラッシュして、Kindle本が消えてしまう(あるいは逆に消えなくなる)不具合も未だに直っていないようだ。

Kindle Unlimited では一度にダウンロード可能となるKindle本は10冊までに制限されているはずなのだが、ウチにあるPCの中で、最も多いものでは272冊が利用可能となったままである。制限をはるかに超えている。

他にもKindle、iPad、Mac、PCを合わせて9台でKindle本を読んでいる。 全ての端末で合計すると500冊近いKindle Unlimited対象商品が消えずに残った状態だ。

この Kindle Unlimited の制限を解除してくれる良質なバグは、既にアマゾンに報告済み(再現方法とクラッシュレポートを送った)で、早期に修正されると思っていたのだが1ヶ月たった今も放置されている。

アマゾンさん、太っ腹なのであまり気にしてないのだろうか(端末上のファイルが10冊だろうが1000冊だろうが、どのみちアンリミテッドだから別に商売に影響ないのか?)。

ともあれ、一度 Kindle Unlimited を解約して、消えるかどうか試してみよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿