macOSでは、iCloud Driveを使って“デスクトップ”フォルダと“書類”フォルダを同期する設定をオンにしておくと、同じApple IDでサインインしている複数のMacのそれらフォルダの中身が同一になるのでとても便利だ。
この同期機能は便利なのだが、すべてのMacで同期する必要がない、同期する意味がない、同期したくないデータもある。そんなときは、ファイルやフォルダに「nosync」という拡張子を付けるとiCloud Driveの同期対象から除外することができる(マニュアルには書かれていない裏技)。
ウチでは、デスクトップに「iCloud.nosync」というフォルダを作成して、その中に同期したくない(そのMacだけで使うファイル)を入れている。
macOS Venturaまではこの方法で、同期する/同期しないを使い分けられる幸せな生活をおくっていた。そう、Venturaまではね。
macOS Sonoma 14.0になってから、同期から外している (.nosync) フォルダの中にあるフォルダを、Finderで別の場所に移動したり削除しようとすると、
いくつかの必要な項目が見つからなかったため、操作を完了できません。 (エラーコード-43)
という、わけの分からない警告が表示されるようになった(はたして、このメッセージを読んでユーザーは何が問題なのか、どう対処すればいいのか判断できるだろうか?)。
同期から外している (.nosync) フォルダ内に配置したフォルダは、Finderでは移動も削除もできなくなる。う〜ん、すごいぞSonoma呆れ返る新機能、マヌケなUI/いただけないUX、雑な作りだ。
こっちが好んで利用している機能ばかり、ピンポイントで使いにくくするのはやめてくれんかな。 > アップルちゃん。
0 件のコメント:
コメントを投稿